バルセロナとネイマール、ボーナス支払いを巡る訴訟問題は和解で決着

 バルセロナは声明で、ブラジル代表ネイマールを巡る法的論争は友好的な和解で決着したと発表した。

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 この訴訟はネイマールがパリ・サンジェルマンに移籍金2億2000万ユーロ (約290億円)で加入した際に関するもので、バルサは2016年10月にサインした契約の一部として、すでに支払っていたボーナスの返金を主張。さらに移籍後に予定していたボーナスの支払いを拒否していた。するとネイマール側が未払い分のボーナス4630万ユーロ(約60億円)を求め訴訟。しかし裁判ではバルサの主張を支持し、昨年6月にネイマール側に670万ユーロ(約8億7000万円)の返金を命じていた。

 その後ネイマールが控訴し、バルサも新たな訴訟を起こす中、カタルーニャのクラブはオフィシャルサイトで「法廷で友好的に終結した」とアナウンス。「私たちはネイマールとの間に生じた労働訴訟および民事訴訟を円満に終わらせたと発表する。そのためクラブと同選手の間で友好的な契約が締結された」と伝えている。

バルセロナとネイマールとの間で生じた訴訟問題が決着 Photo Ira L. Black - Corbis

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