チェアや衣類など、キャンプ用品についた頑固な油汚れや泥汚れは、いつもの洗剤では落ちないこともありますよね。でも、洗浄力の強い洗剤を使ったり、ゴシゴシこすり洗いをしたりすると生地を傷めてしまうことも。私も以前、キャンプ汚れの落とし方を悩んでいたのですが「オキシクリーン」を使ってから手間や労力をかけず、綺麗さっぱり汚れを落とせるようになりました!今回はオキシクリーンを使って、ヘリノックスのチェアワンの汚れの落とし方をご紹介します。
キャンプ汚れ落としにおすすめの「オキシクリーン」とは?
オキシクリーンとは、衣類のシミや汚れを漂白・消臭・除菌する“酸素系”漂白剤です。“塩素系”漂白剤は漂白力が強いため、色柄物に使うと色が落ちてしまうこともありますが、オキシクリーンは酸素のパワーで汚れを落とすため、色柄物にも使えます。色柄物の多いキャンプ用品にはぴったりの漂白剤なんです!
ドラッグストアでも簡単に手に入れることができ、一回に使う量も少ないのでコスパも良し◎漬け置きするだけで簡単に汚れが落とせます。さらに衣類以外にも、キッチン、トイレ、風呂場、ベランダなど家中の汚れに使える優秀なアイテムです!
《オキシクリーンのおすすめポイント》
- 衣類の漂白・消臭・除菌ができる
- 酸素系漂白剤のため色柄物にも使える
- 嫌な刺激臭もなく使いやすい
- 漬け置きするだけで簡単に汚れを落とせる
- 衣類以外にも家中の掃除に使える
オキシクリーンを使ったチェア汚れの落とし方
今回は、ちょうどHelinox(ヘリノックス)のチェアワンの泥や煤汚れが気になっていたので、オキシクリーンを使って落としてみます。使うのは粉末タイプ・無香料のオキシクリーンです。
準備する物
- オキシクリーン(粉末タイプ):キャップ1杯分
- お湯(40~60℃):4Ⅼ
- ゴム手袋
お湯4Ⅼに対してキャップ1杯分のオキシクリーンが目安です。この割合で、必要に応じて量は調整してみてください。
手順
1.40~60℃のお湯にオキシクリーンを溶かし入れ、よく混ぜる。今回は洗面台を使用しましたが、大きめの桶や浴槽でも大丈夫です。
2.チェアを入れて漬け置きする。少しすると酸素の泡が出てきます!
3.最大6時間漬け置きする。今回は3時間ほどの漬け置きで汚れが落ちました。もし汚れが落ちていない場合は、歯ブラシなどで優しくこすると落とせますよ。
4.流水でよくすすいで乾かしたら完了(洗濯できる物は通常通り洗濯してOK)。
▼before
▼after
写真のように汚れが綺麗に落ちました!
漬け置きするだけなので、ゴシゴシこする手間もありません。チェアについていた焚き火の臭いもとれてすっきり♪
お気に入りのヘリノックスのチェアワン、これからもオキシクリーンで綺麗に使っていけそうです。
日常使いにもおすすめ!オキシクリーンの活用法
キャンプ用品の汚れや臭いを落とせるオキシクリーンですが、家のお掃除にも使えてとても便利なんです!今回は普段私がよく使う方法をご紹介します。
オキシクリーン活用法[1]コップの茶渋落とし
コップの茶渋を落とす際、以前は塩素系漂白剤を使っていましたが、コップは口を付けるものなので塩素系タイプにやや抵抗がありました。一方オキシクリーンは弱アルカリ性の酸素系漂白剤なので、塩素系よりも安心して使えておすすめです。
使い方は、チェアの汚れ落としとほとんど同じ。40~60℃のお湯にオキシクリーンを混ぜて、コップを漬けておくだけ。食器やコップの場合、漬け置き時間は20分程度でOKです。20分経ったら洗剤でよく洗います。
茶渋で汚れていたコップが真っ白ピカピカになりました!
オキシクリーン活用法[2]ふきんの漂白・消臭・除菌
油汚れや雑菌が溜まりやすいキッチンのふきんも、オキシクリーンで煮洗いすると漂白・消臭・除菌が一気にできて便利です!
使い方は、鍋でふきんを5分間煮沸した後、40~60℃まで冷ましたお湯にオキシクリーンを入れ、20分漬け置きして終了。アルミの鍋は変色するので避けてくださいね。ただ煮沸するよりも臭いや汚れが取れておすすめです。
オキシクリーンが適しているアイテム・適していないアイテム
様々な汚れに使えるオキシクリーンですが、素材によって適しているアイテムと適していないアイテムがあるのでご紹介します。
オキシクリーンが適しているアイテム
オキシクリーンは、以下のアイテムや汚れに効果を発揮します。
- プラスチック製品
- 汗ジミ
- 泥汚れ
- 油汚れ
- 衣類の黄ばみ
- 皮脂汚れ
- 浴槽の汚れ
- 茶渋
このことから、オキシクリーンが適しているキャンプ用品はこちら!
- プラスチック製品
\- プラスチック製の小物
\- コンテナボックス など - ファブリック系アイテム
\- 衣類
\- チェアのシート
\- テント・タープ・グランドシート など
オキシクリーンは一般的な浴槽にも使えるため、大きなテントやタープでも、浴槽に収まるサイズであれば漬け置きが可能です!
オキシクリーンが適していないアイテム
以下のようなアイテムは、オキシクリーンの成分と合わない可能性があるため、使用はおすすめしません。
- 水洗いできないもの
- ウール・ウール混紡
- 革製品
- 金属全般
- シルク
- サビ(錆)
- ジュート・チーク材・仕上げ木材等
このことから、オキシクリーンが適していないキャンプ用品はこちら!
- 金属製品
\- 鍋やフライパン
\- 食器類
\- テントやチェアのポール - 革製品
\- 革製グローブ
\- 革靴 - 木製のアイテム
\- 木製テーブル - 水洗いできないもの など
オキシクリーンが適しているアイテムと適していないアイテムを理解しておけば、失敗することなくキャンプ用品の汚れを落とすことができますね。
キャンプ用品の汚れはオキシクリーンでさっぱり落とそう!
愛用のキャンプ用品はこまめにお手入れをして、長く使っていきたいですよね。オキシクリーンはキャンプ用品の頑固な油汚れや泥汚れにも効果バツグン。自宅のお掃除にも万能に使えるので、私にとってはもう手放せないアイテムです!キャンプ用品の汚れで悩んでいる人は、ぜひ試してみてくださいね。