ダイハツ ムーヴキャンバスの人気グレードは158万円のモデル! 人気の秘密は豊富すぎる内装色の種類にあった

ダイハツ ムーヴキャンバスが堅調なセールスを記録している。このモデルはハイトワゴンのムーヴの派生モデルであるのだが、本家よりも売れているのだった。そこで気になるのが、ムーヴキャンバスの人気グレードがどれなのか? である。今回はムーヴよりも売れているムーヴキャンバスの売れ筋グレードをご紹介する。

ダイハツ ムーヴキャンバス(初代)[2016年9月7日発売] [photo:ダイハツ工業]

ハイトワゴンサイズでスライドドアを持つのはムーヴキャンバスだけ

ダイハツ ムーヴキャンバスは冒頭にも述べた通り、ムーヴの派生モデルである。最大の違いは後席にスライドドアを備える点である。

スライドドアを持つ軽自動車とえいばタントなどに代表されるスーパーハイトワゴンが注目されがちであるが、ムーヴキャンバスはハイトワゴンサイズでスライドドアを持つ唯一無二の存在なのだ。

都内近郊のダイハツディーラーによれば「タントは大きすぎると感じるユーザーがムーヴキャンバスを選んでいる」と語る。要するに程よいサイズというワケである。

登場から2年目以降は年平均6万台を売り上げるほどの好調っぷりである。ちなみに2021年の販売台数は6月現在のデータとなっている

現行モデルは2016年にデビューと今年2021年には6年目を迎えるとあって、フルモデルチェンジもウワサされている。だが、現在もなお好調なセールスを記録しているのだ。

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内外装カラーが豊富なグレードが人気

2021年1月〜6月のグレードランキングは、GメイクアップVS SAIII(158万4000円)、Xメイクアップリミテッド SAIII(150万7000円)、そしてGブラックインテリアリミテッド SAIII(158万4000円)の順となっている。

内装カラーだけでも3種類! かわいらしい内装色が人気の秘密

写真のファインミントのほかに、茶色系のマイルドモカ。そしてポップなミストピンクとカラフルな選択肢を用意している

1〜2位のグレード名に冠するメイクアップリミテッドは、内外装に特別な装備が奢られる仕様である。エクステリアには前後左右にメッキパーツを配するだけでなく、LEDフォグランプにもメッキが装備される仕上がりとなっている。

内装色はマイルドモカ、ファインミント、そしてミストピンクの3色をラインアップしており、自分好みにオーダーができるのが支持されているのだ。

前出のディーラマンによれば「タントなどの他のモデルと違い、ムーヴキャンバスは内外装色の選択肢が豊富なのが支持されており、選ぶ際にかなり悩む方も多い」と語っていた。自分好みの仕様にできるとあって支持されているワケだ。

一方でブラックインテイリアリミテッドはシートがブラックとなり、インパネカラーはホワイトとなる

そして最後のブラックインテリアリミテッドは、その名の通り内装色はブラックとなる仕様である。こちらは男性ユーザーからも支持されているという。

フルモデルチェンジにも期待!

今回はムーヴシリーズの中でもっとも売れているムーヴキャンバスの人気グレードをご紹介してきた。登場から6年目を迎えているにもかかわらず、支持されているのは内外装の豊富なバリエーションが大きな要因であった。

フルモデルチェンジのウワサも絶えないが、このサイズでスライドドアを持つ唯一無二の存在なだけに、今後も好調なセールスを記録しそうだ。

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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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