【新日本】オカダがコブの襲撃で屈辱KO 遺恨再燃で東京ドームのリマッチが急浮上

帰国したはずのコブ(上)に襲撃されてしまったオカダ

新日本プロレスの27日後楽園大会で、オカダ・カズチカ(33)が「ユナイテッド・エンパイア」のジェフ・コブに襲撃され遺恨が再燃した。

オカダは25日東京ドーム大会でコブとのシングルマッチに勝利。帝国との抗争は一区切りとしたうえで「次は何を狙いに行こうかな」と発言していた。この日も6人タッグマッチに出場すると、外道をマネークリップ(変型コブラクラッチ)で仕留め貫録勝利を収めた。

だが、花道を引き揚げたオカダにまさかの展開が待っていた。ドーム大会翌日に一時帰国することを宣言していたはずのコブが姿を現したのだ。急襲されたオカダは担がれてリングに戻されると、レインメーカーのモーションからのツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)を浴びてKOされてしまった。

オカダは肩を担がれノーコメントで控室へ。一方のコブは「勘違いしていた。フライトは明日だった。オカダ、俺たちはまだ終わっていない。今日の仕返しがしたいならじっくり考えるといい。リマッチがしたいなら、場所と日にちをお前が指定しろ。もう1回ぶっ飛ばしてやる」と要求し、早期再戦が決定的となった。

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