「アメリカの中継時間でアスリートが健康の危険に」 東京五輪の“酷暑・湿度問題”に伊集院光が警鐘

東京五輪の酷暑、湿度対策に意見を述べた伊集院光

タレント・伊集院光(53)が28日、MCを務めるTBSラジオ「伊集院光とらじおと」に出演。東京五輪の酷暑、湿度対策について意見を述べた。

東京五輪では、最高気温が30度を超える真夏日が続き、屋外競技の海外選手らが、会場の酷暑、湿度がパフォーマンスに支障をきたしていると声を上げている。

これを受けてIOCは、25日に酷暑と湿度対策のために、必要であれば東京五輪の競技日程変更を認める意向を示している。

IOCの意向について、伊集院は「正しいと思うけど、マラソンだとかは、北海道でやろうとか夜やろうとか、あれは何だったのか」と疑問を投げかけた。

さらに「アメリカの中継時間で、アスリートが健康の危険にさらされていますというのをどう思いますか?ってことを問わなきゃいけない」と続け、「そもそも日本が誘致した時に『この季節はスポーツがやりやすい』と言っちゃった責任とか。忘れずにきちんとしないといけない」と警鐘を鳴らした。

また「熱戦が繰り広げられると同時に問題は起こっているということを僕は伝えたい」と意見を述べた。

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