大谷翔平とベーブ・ルースのバット比較動画が人気 米野球殿堂公式ユーチューブで公開

ルースが大谷のバットを使用したら?(ロイター=USA TODAY Sports)

米大リーグ機構(MLB)公式サイトは27日(日本時間28日)に米野球殿堂が2010年より運営する公式ユーチューブチャンネルを紹介した。9月まで13エピソードが毎週水曜日に「野球の殿堂コネクションズ‥エキストライニング」が更新される。最新エピソードのタイトルは「トリプルプレーから翔平まで」。その中で、元祖二刀流のベーブ・ルースと大谷のバットを比較。注目を集めている。

現在、野球殿堂には大谷が新人王を獲得した18年の野球帽とヘルメット、今季2号を放った際のバットが展示されている。エリック・ストロール館長はその大谷のバットと、ルースが2桁勝利&2桁本塁打をマークした1918年のバットを紹介した。

ルースのバットが長さ36インチ(約91・4センチ)、重さ約1134グラムに対し、大谷のバットは33・5インチ(約85・09センチ)、重さ905グラム前後で違いは歴然だ。

番組の司会役を務めるスポーツジャーナリストのリンジー・ベラ記者は、実際にルースのバットを握った後で大谷のバットを手に取り「(ルースと比べたら)まるで歯ブラシだわ」との感想を口にした。

1世紀の差があるとはいえ、バットの比較は興味深い。ルースが大谷のバットを使用すればどんな成績を残したのか。

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