マ・ドンソク、ペンをコーヒーカップに突き刺し作戦を説明 冷静に核分裂を提言 「白頭山大噴火」本編映像

8月27日から劇場公開される、イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク共演作「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」から、白頭山の噴火を事前に予見・警告をしていた、マ・ドンソク演じる地質学者カン・ボンネ教授の出演シーン映像が公開された。

公開された本編映像の舞台は、大噴火について議論する、大統領府での緊急対策会議。意見を求められたカン・ボンネ教授は、「5km以内で600キロトンの人工的な爆破を加えると、マグマだまりの圧力を最大45%下げられる」と説明。困惑する出席者を前でカン教授は、紙のコーヒーカップを手に取り、持っていたペンをカップを突き刺し、爆破で圧力を下げる意味を実演してみせる。そして、600キロトンの爆破を起こす方法について聞かれると、「理論的には核分裂しかありません」と即座に答える。非常事態に対し、冷静な分析力と説得力をもって提言するカン教授の姿が描き出されている。

カン教授役についてマ・ドンソクは、「身体よりも頭を使うキャラクター。普段使わない単語を使うセリフが多く、とても難しかったが、十分に熟知できる時間をもうけて撮影に臨んだ」と振り返る。また、「劇中の重要な情報を伝えなければならない役であり、自分の判断で多くの人が命がけの作戦に挑まなければならないという罪悪感と責任感も持っていなくてはならない」と考え、外見的な変化や専門用語の習得などに取り組んだという。

また、本シーンにならい、水を入れた紙コップ内の圧力を一撃で下げる動画を募集するSNS企画「マブリーチャレンジ」が実施されている。詳しくは公式ツイッターなどを確認のこと。

「白頭山大噴火」は、北朝鮮と中国の国境付近に位置する朝鮮半島で最も高い白頭山が噴火。朝鮮半島壊滅の大惨事を阻止するために奔走する男たちを描いたディザスター・アクション映画。タイムリミットである75時間以内に火山の鎮静化を図るため、成功率わずか3.48%の秘密作戦が実行される。監督は、「彼とわたしの漂流日記」のイ・ヘジュンと、「神と共に」シリーズで撮影監督を務めたキム・ビョンソの2人が務めている。

【作品情報】
白頭山(ペクトゥサン)大噴火
2021年8月27日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー
配給:ツイン
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