【With猫キャンプ】愛猫とキャンプを楽しむ筆者のおすすめアイテム&注意点を伝授します!

アメリカ在住ライター舟津です。アメリカでは犬を連れてキャンプに来ている人をよく見ますが、我が家は猫とともにキャンプを楽しんでいます。しかし、猫は犬と異なり、キャンプでの危険もたくさんあります。今回は、近年増えつつある「With猫キャンプ」にあると便利なアイテムや注意点を紹介したいと思います。

猫は家につく生き物!猫の性格を把握してキャンプに連れて行くか考えよう

筆者撮影

猫は「家につく生き物」。縄張りを大切にている猫は、家の中が自分の縄張りと思っているため、その外に出ることを嫌う猫もいます。

外に連れ出すことをストレスに思う猫もいるため、飼い主が「猫と一緒にキャンプに行きたい!」と思っていても、猫がストレスになっていては意味がありません。猫の性格を見極め、連れて行くか行かないか判断しましょう。

キャンプ向きの猫とそうでない猫の性格は?

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人と同様猫も十人十色。愛猫の安全のためにもキャンプ向きかどうか見極めましょう。比較的、子猫のときから散歩や人と多く触れ合っている猫は、外で遊ぶのが好きなようです。

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キャンプ向きの猫の特徴

  • 好奇心旺盛
  • 知らない人でも怖がらない
  • 遊びが好き
  • 外をよく眺めている
  • 車に乗るのを嫌がらない

キャンプ向きではない猫の特徴

  • 人見知りをする
  • 怖がり
  • ストレスを受けやすい
  • 車に乗るのが大嫌い

猫と行くのに向いているキャンプ場は?

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猫と一緒に行く場合は、キャンプ場選びも猫向きのところを選びましょう。

with猫キャンプのキャンプ場選びで気をつけるべきポイントは?

初めに確認が必要なのが、ペットフレンドリーのキャンプ場かどうかです。場所によってはペットNGもあるため、必ずキャンプ場に確認しましょう。また、はじめて猫を連れて行く場合は、車での移動距離が短い近場がよいでしょう。

キャンプ場が決まったら、どのサイトに宿泊するか決めますが、その場合、隣サイトがすぐ近いと人の気配があり、猫が落ち着かない場合があります。また、犬連れのキャンパーも多いため、できるだけ隣サイトが離れている場所が理想。今のキャンプ場はサイトごとに写真を載せている場所もあるので、サイトの大きさや隣サイトととの距離が確認できます。

また、自然が多いキャンプ場では野生動物が生息しています。筆者が住むアメリカでは、キャンプ場でよくコヨーテに遭遇しますが、野犬やキツネなど猫を襲う動物が潜んでいる可能性はあります。いざという時のことも考え、野生動物の遭遇率が低い場所を選ぶのも重要です。

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(まとめ)With猫キャンプのキャンプサイトの選び方

  • ペット(猫)可のキャンプ場
  • 車での移動距離が短い所
  • 隣サイトとできるだけ隣接していない所
  • 危険な動物がいないところ

キャンプ場が決まったら、近場の動物病院の情報を事前に確認。そうすることで、いざというときにスムーズに病院に連れて行くことができます。

With猫キャンプに必要なアイテムは?

猫キャンパーの筆者がおすすめする「猫と一緒にキャンプに行く場合に必要アイテム」を紹介します。

ハーネストとリード

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普段家の中で自由に走り回っている猫でも、野外ではかならずリードを付け一緒に散歩しましょう。猫を散歩させる場合、首輪にリードをつけて歩くのは難しいため、ハーネスが必要です。ペット用のハーネスは販売されていますが、犬用のハーネスでは身体が柔らかい猫はすり抜けてしまう恐れがあります。

必ず猫用に作られたハーネスを装着しましょう。その際、首輪を取る人もいますが、ハーネスをすり抜け逃げだすことも考え、ペット情報が書かれたチャーム付き首輪も合わせてつけておきましょう。

もし、はじめてハーネスを付ける場合、ハーネスを嫌がる猫もいます。キャンプに行く前に家でハーネスをつけて慣れさせておきましょう。

破けたり、汚れたりすることもあるので、リードとハーネスは予備が必要です。

首輪に付けるライト

猫は夜行性です。我が家の猫は早朝と夕方活発に動きだすため、暗くなっても猫がどこにいるかわかるように首輪にライトをつけています。

とにかく猫は大きな音やハプニングに弱い動物です。ハーネスを抜けて猛ダッシュしてどこかに行ってしまうことも考え、その対策をもしておきましょう。

トイレとトイレの砂

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猫トイレと砂は必需品です。我が家は、ボックス型の上部からエントリーするリターをキャンプでは使用しています。このボックス型のメリットは、砂が飛び散りずらく車の中でも猫がトイレができ、匂いも開放型リターよりは抑えられる点です。

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車だけでなく、テント内でも砂が飛び散りずらく、匂いが少ないのでおすすめです。

フードとフードトレイ

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食事は普段から食べているモノを持参。もしどこかに入り込んでしまった時に食べ物で呼べるように、愛猫が好きなスナックも合わせて持って行きましょう。我が家はスノーピークのミニシェラカップをエサ入れに使っています。

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猫用のタオル

猫が外で遊んだ後は足の裏が真っ黒になります。そのままテントや車に乗ると肉球のあとがくっきり残るので、猫の足ふき用のタオルは必需品です。

寝床

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我が家は人の寝床で猫たちが寝るので必要ないのですが、まだキャンプに慣れていない猫なら、いつも家で使用している猫用のベッドを持って行くと、猫も安心します。猫は暗くて狭い場所を好むので、テント内でも猫が安心できる場所を作ってあげましょう。

これからの季節は、熱中症予防の寝床もおすすめです!

無理をせずに、猫とキャンプを楽しもう

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先日行ったキャンプ場で「Missing Cat」の張り紙があり、連れてきた猫がキャンプ場で行方不明になったと記載されていました。

猫はハプニングに弱い生き物です。パニックになると飼い主の声は届かないので、外に猫を連れ出すときは必ずリードを着用。また、これからの季節は、人と同様猫も熱中症対策が必要になります。

猫をキャンプに連れて行く場合は、きちんとケアができるかどうか考え、留守番させることもひとつの選択ということを念頭に入れて置きましょう。

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