警察庁が7月28日(水)に発表した、2021年6月末現在(181日目)の交通事故統計月報によると、65歳以上の高齢者全国交通事故死者は累計684人(前年同期比－94)※となり、総数(1198人)の57.1％を占めています。月間では129人(＋14)と、今年はじめて月間で前年を上回りました。
都道府県別では29都府県で減少、18道府県で増加していて、和歌山県では前年総数に既に並んでいます。
なお、75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は156件(前年同月比－18)となっています。
※2020年はうるう年のため、前年同月比では1日多くなっている。
■2021年高齢者交通事故死者数(6月末現在：計上日基準確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月：132人(－50)〈9人 群馬県・他1〉
・ 2月：118人(－17)〈8人 埼玉県・他2〉
・ 3月：118人(－ 2)〈8人 北海道〉
・ 4月： 98人(－20)〈8人 大阪府〉
・ 5月： 89人(－19)〈7人 愛知県〉
・ 6月：129人(＋14)〈10人 福岡県〉
・1日あたり3.78人／6.35時間に1人の割合
・年間死者数：2020年1596人 19年1782人 18年1966人
・ 6月死者数： 115人 111人 127人
【都道府県別】
全国 684人(－94)［構成率57.1％］
北海道 36人(＋10)［69.2％］
青森県 9人(＋ 3)［75％］
秋田県 12人(－ 2)［70.6％］
岩手県 6人(－13)［60％］
宮城県 12人(－ 3)［63.2％］
山形県 8人(－ 4)［57.1％］
福島県 11人(－ 1)［55％］
茨城県 19人(－ 6)［57.6％］
栃木県 15人(－ 2)［51.7％］
群馬県 22人(＋11)［73.3％］
埼玉県 36人(＋ 4)［59％］
千葉県 36人(＋ 3)［61％］
東京都 27人(－ 1)［47.4％］
神奈川県 25人(－ 4)［48.1％］
山梨県 8人(＋ 3)［57.1％］
長野県 9人(－ 7)［50％］
新潟県 10人(－12)［43.5％］
富山県 8人(－ 6)［53.3％］
石川県 5人(－10)［62.5％］
福井県 7人(－ 4)［70％］
静岡県 20人(－12)［50％］
愛知県 32人(－11)［62.7％］
三重県 16人(－ 9)［64％］
岐阜県 19人(＋ 6)［65.5％］
滋賀県 8人(＋ 1)［40％］
奈良県 4人(－ 5)［40％］
和歌山県 10人(＋ 5)［76.9％］●
大阪府 28人(＋ 8)［39.4％］
京都府 13人(－ 5)［54.2％］
兵庫県 30人(＋ 7)［61.2％］
鳥取県 6人(＋ 4)［66.7％］
島根県 1人(－ 5)［25％］
岡山県 14人(－ 6)［53.8％］
広島県 21人(＋ 5)［56.8％］
山口県 11人(＋ 3)［61.1％］
徳島県 9人(＋ 3)［64.3％］
香川県 12人(－10)［66.7％］
愛媛県 11人(＋ 2)［57.9％］
高知県 14人(＋ 2)［82.4％］
福岡県 17人(－ 3)［44.7％］
佐賀県 9人(－11)［64.3％］
長崎県 12人(－ 2)［80％］
熊本県 11人(－ 7)［55％］
大分県 11人(－ 4)［61.1％］
宮崎県 5人(－ 8)［55.6％］
鹿児島県 12人(－ 4)［54.5％］
沖縄県 7人(＋ 3)［46.7％］
【ワースト3】
＜総数＞
1位：36人 北海道(＋10)・埼玉県(＋4)・千葉県(＋3)
4位：32人 愛知県(－12)
5位：30人 兵庫県(＋7)
＜増減数＞
1位：＋11 群馬県(22人)
2位：＋10 北海道(36人)
3位：＋ 8 大阪府(28人)
＜増減率＞
1位：鳥取県(200％)
2位：群馬県・和歌山県(100％)
4位：沖縄県(75％)
＜高齢者構成率＞
1位：高知県(82.4％)
2位：長崎県(80％)
3位：和歌山県(76.9％)
