豪ポップ・ファンクバンドParcels、夏にぴったりの爽やかな新曲をリリース、MVも解禁

卓越したアレンジ力で日本でも高い人気を誇る豪5人組ポップ・ファンクバンドParcelsが新曲「Comingback」を公開した。6月リリースのシングル「Free」と同様にバンドのセルフ・プロデュース作で、ミックスはJames Ford(Arctic Monkeys、Florence and The Machine他)、ストリングスのアレンジはグラミー賞受賞経験もあるカナダのミュージシャンOwen Pallett(Arcade Fire他)が担当。パリの<La Frette Studios>にてレコーディングが行われた。

世界中が混乱する不安定な時期に、メンバーそれぞれが自分自身と向き合い本作を完成させた。「Comingback」はサウンド面でも歌詞の面でも、自然を祝福するような楽観的な雰囲気を感じさせる作品となっている。情熱的なピアノ、インパクトのあるギター、タイトなリズム・セクション、高揚感のあるストリングスが印象的で、困難な状況でも忍耐強く前に進んでいこうという、前向きなメッセージが込められたポップ・ソングとなっている。バンドは本作について以下のようにコメントしている。

「この曲ではNoahがメインで歌唱していて、ツアー生活の孤独感と辛い時期にも耐え抜いていくという希望に溢れたメッセージを歌っています。「Comingback」はデビュー・アルバムを完成させた後に浮かんできた新しいアイディアの1つでもあり、今回最後に完成させた曲でもあります。Julesが座るピアノから何年にもわたってこのコードが聞こえてきました。僕らは、オーストラリアの広大な赤い砂漠を想像して、そのイメージにあわせてリハーサルを行いました。それは、僕らの故郷であるオーストラリアに思いを馳せながら、ロックダウン中の厳しい状況に対処することでもありました。」

続けてレコーディングについて以下のようにコメントしている。

「<La Frette Studios>でレコーディングをすることになった時、アレンジは完成していたのですが、TotoとPedroのリズムの強烈なエネルギーに匹敵するような歌のメロディーはありませんでした。この曲は何度も何度も書き直されて、アルバムの他の曲が完成した後も、メロディーも歌い手も常に入れ替わっていまた。最終的にはNoahがヴァースに新しい力を与え、さらに僕ら全員が共感できるメッセージをもたらし、オーストラリアへ向かう飛行機に乗る前夜に僕らはこの曲を完成させました。「Comingback」は僕らが手掛けてきた曲の中でも、全員が最も一丸となって作り上げた曲の1つです。なので、僕らにとって特別な作品です。」

また、同曲のミュージック・ビデオも公開された。オーストラリアの奥地を3週間に渡り車で旅をする中で撮影された本映像では、メンバーがオーストラリアの広大な大地を駆け抜け、楽器を持って走ったり、踊ったり、風光明媚な風景の中をドライブしている様子が映し出されている。映像監督を務めたOliver Roseは「1年間室内にいたので、気の合う仲間たちと一緒に走れて気分が良かったです」と語っている。

★「Comingback」ミュージック・ビデオの視聴はこちらから

★「Free (Live from the Silverton Hotel)」パフォーマンス・ビデオの視聴はこちらから

 ■ Release Information

アーティスト:Parcels(パーセルズ)
タイトル:「Comingback」
リリース:2021年7月28日(水)配信

★再生・購入はこちらから

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