五十嵐カノア、SNSでの誹謗中傷に怒り「我慢できません」と反論

東京五輪新種目のサーフィン男子で銀メダルを獲得した五十嵐カノアが28日、自身のツイッターを更新し、SNS上の誹謗中傷に対して「我慢できません」と怒りをあらわにした。

五十嵐は27日に行われた準決勝でブラジルのガブリエル・メジナと対戦。試合終盤大技「エアリバース」を決めて逆転勝利した。この採点に不満を抱いたとみられるブラジルのファンが、五十嵐のSNSに「恥!ジャッジは強盗をした。ガブリエル・メジナが本当のファイナリスト」、「あなたは審判の助けがなければなにもできない」と中傷コメントを投稿した。

これに対して五十嵐は、ポルトガル語で「私は常に他の選手に最大限の敬意を払っていますが、自分がコントロールできないことについて悪口を言いたがる人には我慢できません。私は最善を尽くしました、それだけです」と反論した。五十嵐はアメリカ生まれで、日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語の5カ国語が堪能であることで知られる。

東京五輪のメダリストでは、混合ダブルスで日本卓球史上初の五輪での金メダルを獲得した水谷隼も28日にツイッターで「とある国から、『○ね、くたばれ、消えろ』とかめっちゃDMくるんだけど免疫ありすぎるオレの心には1ミリもダメージない」と投稿し、話題となっていた。

(よろず~ニュース編集部)

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