北陸新幹線福井駅舎、まもなくお目見え

鉄道・運輸機構(JRTT)は、北陸新幹線福井駅の新築工事の進捗に伴い、外部足場を解体する。

福井駅は、「太古から未来へ〜悠久の歴史と自然がみえる駅〜」をデザインコンセプトとして建設。コンコースは県産木材や和紙を用いて和の空間を演出し、ホームは屋根のトップライトから木漏れ日のような光が差し込み、ゆったりとくつろげる空間となっている。

駅本屋は約3,100平方メートル、旅客上家は約6,300平方メートル、駅後方施設は約1,300平方メートルで、いずれも鉄骨造平屋建て。ホームは島式1面2線。施工は前田建設・アイサワ工業・前田産業北陸新幹線、福井駅新築特定建設工事共同企業体が担っている。

2020年から屋根や外壁工事を行っており、駅舎中央部の外部足場の解体と化粧ルーバーの取り付けを7月末までに完了する見通し。駅名標は8月5日から7日にかけて取り付ける。今後、内装工事や設備工事を進めていくという。

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