五輪後試算1日4532人 都コロナモニタリング会議

東京都は29日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開き、専門家が都内の入院患者数は6月下旬からの1カ月で倍増の3千人近くに上り、「医療提供体制の逼迫が始まっており、危機的な状況になりつつある」との見解を示した。現在の増加ペースが続いた場合、東京五輪閉会後の8月11日時点で直近7日間を平均した1日当たりの感染者が4532人に上るとの試算が示された。

© 一般社団法人共同通信社