1万人超が力走 三浦国際市民マラソン

 三浦国際市民マラソンが6日、三浦市内の三浦海岸を発着点に行われた。今年で34回目となる歴史ある大会に、県内外から1万1896人が力走。女子ハーフマラソンは三浦市出身の青山瑠衣さん(26)=ユニバーサルエンターテインメント=が制すなど、4種目で大会記録が生まれた。

 大会はメーンのハーフや10キロ、5キロのほか、小学4年生までが対象のキッズビーチランを実施。午前10時の気温が10・7度と高めの中を、市民ランナーが日ごろ鍛えた健脚を競った。沿道から家族や仲間ら約8万7千人(主催者発表)が熱い声援を送った。

 ハーフは起伏のある厳しいコース。女子招待選手の青山さんは、過去最高記録を2分以上更新する1時間13分31秒でゴールに飛び込んだ。同種目での優勝は3度目。「過酷なコースでかなりきつかったが、初声中時代の先生や知り合いが応援してくれて、楽しく走れた」と笑みを見せた。◇ その他の主な種目の1位記録は次の通り。

 ▽ハーフ男子 田中孝貴(順天堂大)1時間05分35秒=大会記録▽10キロ男子 高谷将弘(JR東日本)30分54秒▽10キロ女子 木村友香(ユニバーサルエンターテインメント)33分20秒=大会記録▽5キロ男子 松枝博輝(順天堂大)14分25秒=大会記録▽5キロ女子 西山未奈美(白鵬女子高)16分59秒

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