阪神・二保が6回3失点で先発ローテ入り前進「結果がすべて。今後も全力で」

6回3失点の二保

阪神の新加入右腕・二保旭投手が29日のエキシビションマッチ・ロッテ戦(甲子園)に先発登板。6回3安打3失点とまずまずの内容で、先発ローテ入りへ一歩前進した。

6―4の快勝劇に貢献した二保は試合後、「調子自体良かったので、どんどんストライク取りにいったのですが、初回の入りや四球から失点につながったのは反省点です。ゲームをつくれたことは良かった」とコメント。先発投手陣の一角を担ってきたアルカンタラが後半戦以降は中継ぎへ転向することが濃厚な状況とあり、今夏にトレード移籍してきた背番号34にもローテ入りのチャンスがまわってきた。右腕も「結果が全てですので今後も一試合一試合全力でやっていきたい」と力を込める。

矢野監督は「状態やボールも良かったし、全体的に見て楽しみな投球だった。球の力で押せたからこそ変化球も効いていた」と評価しつつ「点の取られ方はもったいなかった。3点も取られるような内容ではなかったかなと思うからね」と注文も忘れなかった。

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