開放型&強力ノイキャンの衝撃。ファーウェイの新完全ワイヤレス「HUAWEI FreeBuds 4」は必聴の完成度!

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いまやイヤホンといえば、完全ワイヤレスタイプが主流だ。さらにノイズキャンセリング機能搭載モデルも身近になり、もはやスマートフォンと合わせて “基本セット” といっても良いだろう。

そこで注目したいのが、スマホを中心に展開する大手メーカーHUAWEIの新完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4」(以下、FreeBuds 4)だ。

「HUAWEI FreeBuds 4」¥OPEN(実売予想価格:税込18,480円前後)

視覚情報はスマホから、音声情報はイヤホンと、両者は密接な関係があるのも確か。オーディオとしての音質はもちろん、機能や使い勝手の面でも、スマホとの連携を意識して製品を選ぶと、よりよい体験や上質な生活に繋がるだろう。

スマホとそのユーザーを知る同社のイヤホンには、注目すべき数多くのユニークな特長がある。今回、最新モデルのFreeBuds 4について、機能、使い勝手、音質と全方位から徹底的にレポートする。

開放型&ノイキャンの最新モデル

同社は、2019年に業界初の開放型ANC機能搭載イヤホン「HUAWEI FreeBuds 3」(以下、FreeBuds 3)を発売。快適な装着感と静寂性という、相反ともいえる要素を技術力で両立しようとする取り組みが興味深かった。今回のFreeBuds 4は、その進化版にあたるモデルである。

本機の特徴は、開放型でありながらノイズキャンセリング機能を搭載していること。一般的にカナル型のような高遮音タイプは、ノイズキャンセリング効果を高めやすいが、閉塞感や耳穴の中に押し込む装着感が苦手なユーザーも少なくない。

開放型でありながらノイズキャンセリング機能を搭載

FreeBuds 4の場合、開口部をもつインイヤータイプをベースに、ドライバーから放たれた音をノズルの耳穴の小口に優しく導く構造により、マイルドな遮音と負担感の少ない装着性を実現している。つまり、普段は周囲の雰囲気を察知しつつ、ここぞという時はキャンセリング機能をオンにすることで、高い静寂性を得られるという寸法だ。

ノイキャンが「ハイブリッド方式」に進化

前モデルに対する最大の進化ポイントは、ANC機能が「ハイブリッド方式」にアップグレードされたこと。FreeBuds 3はイヤホン外部のマイクで周囲の音を拾い、鼓膜に届く騒音成分を予測して打ち消す、比較的簡素な「フィードフォワード方式」を採用していた。

デュアルマイクによる「ハイブリッド方式」を採用する

一方、FreeBuds 4は、フィードフォワードマイクに加え、ノズル付近にも「フィードバックマイク」を備え、実際に内側に到達している騒音を分析してキャンセリング効果を高める、より高度な方式を採用。加えて、自社開発の「アダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー」と合わせ、個人差や装着状態による差異にも対応して、より高精度で効果的なノイズキャンセリング効果を発揮する。

新旧モデルの外観を比較。どう変わった?

FreeBuds 3が最大15dBのキャンセリング性能であるのに対し、FreeBuds 4は最大25dBと高い。感覚的には、-15dBとは音源から5m遠ざかったとき、-25dBは15m遠ざかったときのように音が小さくなって聞こえるイメージだ。

ANCの最終的な感じ方は、周波数帯域や個人差も影響するが、インイヤータイプとハイブリッド方式の相性は良いといえ、大いに期待できる数値である。実際の検証結果については、後ほどご紹介しよう。

次に目を惹くのは、充電ケースの小型化。FreeBuds 3に対しワイヤレス充電機能が省力されたものの、メーカー公称値で6.3%小型化、20.8%軽量化されていて、常に携行するモバイル機器としては嬉しいポイントといえる。

新モデルは、手のひらに乗るほどのコンパクトサイズ

ほか、マイク録音時に48kHzのサンプリングレートが選択できる「HD録音」は動画クリエイターの品位に対するこだわりを満たし、2つのデバイスと同時接続できる「デュアルデバイス同時接続」は仕事とプライベート用といった “スマホ2台持ち” にも便利な機能。スマホユーザーの要求に応えてきた多機能性は、HUAWEIならではの機能性といっても良いだろう。

装着感向上で「吸い付くような密着感」

実際に手にすると、新旧モデルで大きさの差は歴然。感覚として一線を越え、薄型でもあることから、スペック以上にコンパクトに感じる。デザイン的にも間延び感が無く、凝縮の美しさを感じるものだ。

充電ケースが小型化された(画像は左からFreeBuds 4、FreeBuds 3)

イヤホン本体は両モデルとも似た雰囲気だが、俗にいう “うどん部分” が短くなっている。装着状態で何かが引っ掛かるようなトラブルの確率も下がりそうだ。また、集音用マイクが大きく存在感を放っているのは、性能とデザインの両面で頼もしく感じる。

“うどん部分”が短く変更(画像は左からFreeBuds 4、FreeBuds 3)

外観は似ているものの、実際の装着感は大幅に改善されている印象だ。FreeBuds 3は耳に触れている部分と浮いている部分が半々といった感覚だが、FreeBuds 4は何気なく装着しても、全体的に吸い付くような密着感が得られる。遮音性が高まることに加え、左右で聞こえ方がバラつかないのはオーディオリスニングという観点でも有利に思える。

見た目には分かりにくいが、世界で10,000人を超える耳型の3Dデータを採取し、外耳の8エリアで接触圧力をシミュレーションして導き出した形状とのことで、こうしたパワーが必要な開発も大手HUAWEIならではの良さといえるだろう。

イヤホン形状も改善された(画像は左からFreeBuds 4、FreeBuds 3)

そしてBluetoothイヤホンで必須のペアリングや接続が簡単かつ明瞭なのも、スマホメーカーであるHUAWEIならでは。同社製の対応スマホと組み合わせると、充電ケースのフタを開くだけで、スマホ画面にポップアップが表示され「接続」をタップすれば設定完了。手慣れたユーザーにとっても、Bluetooth設定画面を開かなくて済むのはスマートだし、初心者にも優しい。ユーザー目線で考えられた好機能といえる。

充電ケースのフタを開くだけで、スマホ画面にポップアップが現れる

ノイキャンの実力は?再生音質もチェック

街の喧騒が“ほぼ無音”になるノイキャン性能

注目のノイズキャンセリング効果は、FreeBuds 3と比較して、大幅な進化が確認できた。「ゴーッ」という街の喧騒は、FreeBuds 3の場合も明らかに低減されたと感じるが、本機は同じ状況でほぼ無音に。FreeBuds 3ではノイズキャンセリングの効き具合を、装着者が自身の好みに合うようアプリでダイヤル式に調整するが、本機の場合はオンにするだけで高い効果を安定的に発揮するので迷いが生じない。

ノイキャン効果は前モデルから「大幅な進化」

また、ノイズキャンセリング強度は、「標準」(騒音が大きい場所向けの強)と「くつろぎ」(比較的静かな場所向けの弱)が選択できるので、使用場所、用途、好みや気分に合わせることができるなど、シンプルでありながら実用性も増した。なおアプリは、同社のスマートフォンやタブレットだけでなく、他社のAndroidやiOS端末向けにも提供されている。

ノイズキャンセリング強度を2段階から選べる

楽曲の意図が伝わる音質。重低音で映画視聴にも

肝心の音質は、音楽配信サービスでチェック。米津玄師の「Pale Blue」は、重厚な低域を背景に浮かび上がるボーカルが鮮やかだ。重厚さという点ではFreeBuds 3も同じだが、本機は適度に引き締しまって弾むような表現が、躍動感を高めている。

空間の見通しが良く開放的なサウンドだ

空間の見通しが良く、広がりによる開放的な音場も心地よい。良質な低域とノイズキャンセリング性能の向上により、ボーカルがしっかりと背景から分離して伸びやかに感じられるのも魅力的。繊細で滑らかな抑揚表現が、 曲のうっすらと繊細なトーンを描き出し、楽曲に込められた意図が理解できる。

映画は、密度感が高く、外側にも広がりつつ距離感も感じられる重低音が、映像の中の風景や世界観を再現。空気を揺るがすような図太く力強い表現はインイヤー型としてはハイレベルで、サブウーファーを伴ったシアターシステムのような没入感も得られるほど。密閉性、ノイキャン性能、高音質設計のバランスが、こうした体験を生み出しているようだ。

開放型ながらも、サブウーファーのような重低音を再生する

なお、サンプリングレート48kHzの「HDマイク」が気になり、マイクの音質も確認してみた。こちらはクリアなサウンドに加え、声色やニュアンスが豊かで自然に聞こえるのは何より。中国ではライブコマースがブームで、そうした背景から進化した機能だと思われるが、VLOGほか、動画クリエイターにとっても重宝する機能だろう。

スマホメーカーが進化させたイヤホンは、使い勝手、ノイズキャンセリング性能、そしてサウンドとあらゆる面で、まさにスマホ時代に相応しく最適化されたものといえる。

HUAWEI FreeBuds 4は、スマホで “より良い音楽体験” を求めるオーディオファンも必聴の新モデルだ。

(提供:ファーウェイ・ジャパン)