日立グローバルライフソリューションズが小型の隔離装置「陰圧クリーンブース」を発売

微細な粒子を含め、ブース内の空気の拡散を防ぐ

日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立グローバルライフソリューションズ)が7月28日から、省スペースで設置可能な小型の「陰圧クリーンブース」の販売を開始したと、同日に発表しました。

日立グローバルライフソリューションズは、清浄度の高い再生医療分野向けのクリーンルームソリューションを提供しており、そこで培われた室圧制御技術を基に、2020年5月からは「陰圧クリーンブース」の販売を開始しています。

今回は設置スペースに限りのある医療機関向けに、小型の隔離装置「陰圧クリーンブース」を発売。ブース内を陰圧に保ち、ウイルスや花粉などの微細な粒子を含めて、ブース内の空気のブース外拡散を防ぎます。

発熱外来やPCR検査などの空間隔離用などにも

「陰圧クリーンブース」の組み立て所要時間は3時間から5時間ほどで、解体後に再び組み立てるのも容易です。

陰圧クリーンブース内の圧力を、設置環境により変動する場合がありますが、マイナス5Paからマイナス15Paに維持しながら、ブース外へ排気するため、新型コロナウイルスの軽症患者などの隔離はもちろん、発熱外来やPCR検査などの空間隔離などにも適しています。

また、陰圧だけでなく陽圧にも対応しており、抵抗力の弱い患者や、新型コロナウイルスに罹患すると重症化するリスクの高い患者などを、周囲の汚染から隔離することも可能です。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日立グローバルライフソリューションズ株式会社 プレスリリース
https://www.hitachi.co.jp/

日立グローバルライフソリューションズ株式会社のプレスリリース(PR TIMES)

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