東京五輪のバドミントン男子シングルスで、世界ランキング1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)が1次リーグ敗退に終わったことで世界各国に波紋が広がっている。
金メダルが確実視されながらも、28日に同ランキング38位の許侊熙(韓国)にストレート負けを喫し、決勝トーナメントに進めなかった。この「大番狂わせ」により、韓国のテレビ局も非難を浴びることになった。
韓国紙「朝鮮日報」によると、五輪中継を担当する韓国のテレビ局3社は当日、この試合を放送していなかったという。するとSNS上では「どうせ(桃田に)負けると思っていたのか」などと批判の声が殺到。結局、29日になってハイライトなどで許侊熙の快挙を伝えたようだ。桃田の早すぎる敗退は、誰も想像できなかった結末のようだ。