コンドル航空、エアバスA330-900neoを16機導入

コンドル航空は、エアバスA330-900neoを16機導入し、長距離路線用機材を置き換える。

内訳は購入が7機、リースが9機で、2022年秋の初受領、2024年半ばの受領完了を予定している。南北アメリカやアフリカ、カリブ海、アジアへの長距離国際線で運航する。エアバスA330neoのドイツの航空会社による導入は初めて。ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの3クラス構成となる見通し。

コンドル航空は、欧州の資産運用会社であるアテスター(Attestor)が51%の株式を取得し、2億ユーロを株式資本へ、2億5,000万ユーロを機材の置き換えに投資すると発表している。親会社のトーマス・クックの経営破綻や新型コロナウイルスの拡大により、厳しい経営状況が続いていた。雇用維持のため、国営の投資開発銀行が債務免除などの経営支援を行っている。

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