映画『サイコ・ゴアマン』フィギュア展示&発売決定! 『アクアマン』などハリウッドで活躍の特殊効果アーティストが制作!

本日7月30日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で順次公開される映画『サイコ・ゴアマン』のオリジナルフィギュアの展示と販売が決定した。

冒険心を描いた子ども映画の名作『E.T.』(1982)や『グーニーズ』(1985)などを彷彿とさせつつ、『死霊のはらわた』(1981)や『マスターズ 超空の覇者』(1987)といったジャンル映画愛に溢れた80年代的懐かしさ満載で描くSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー、『サイコ・ゴアマン』。 本作は、カナダが誇る天才過激映像集団<アストロン6>のメンバーで、単独監督作である『マンボーグ』(2011)、『ザ・ヴォイド 変異世界』(2016)などで確かなVFX技術を証明、『バイオハザードV リトリビューション』(2012)、『パシフィック・リム』(2013)ほか数々の大作に特殊効果としても参加するなど、目覚ましい活躍を見せるクリエイター、スティーヴン・コスタンスキ監督の最新作。コスタンスキ監督が「もし自分にコントロールできるモンスターがいたら?」という自身が幼少期に思い描いた夢を、子ども向けテイスト+スプラッターというあり得ない組み合わせで再現した作品だ。

本作の公開を記念し、ロサンゼルス在住で『アクアマン』(2018)や『アナベル 死霊博物館』(2019)などハリウッド映画でも活躍中の特殊効果アーティスト、吉沢広大が『サイコ・ゴアマン』オリジナルフィギュアを制作。ハリウッド特殊効果業界でも主流になってきているデジタル彫刻、そしてそのデータを3Dプリンターによる出力で成型した物を塗装するというアプローチで進行。

今回特別に制作された展示用のフィギュアは、全高約25センチで、本作のタイトルにもなっている主要キャラクター、サイコ・ゴアマンの頭部から胸部までを立体的に再現したもの。ごつごつとしたサイコ・ゴアマンの体と肉々しい剣、PGと刻印された土台まで、吉沢の手により丁寧に着色も施されている。黒光りした表皮としたたる血が、サイコ・ゴアマンの恐ろしさを見事に表現したフィギュアだ。現在、ロサンゼルスから配送中で、届き次第シネマート新宿で展示される。

さらに、シネマート新宿・心斎橋では、数量限定で着色を施していない同デザイン、ミニサイズ(全高約7センチ)のドールヘッドフィギュアを販売が決定した。吉沢は今回の造形に対して「制作中にも感じた懐かしいモンスター達へのリスペクト満載のこの映画を観てもらい特殊効果作品に興味を持ってくれる人がこれからもっと増えてくれれば何よりも幸いです」とコメントした。 愛すべきB級感を醸し出しながらも、喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情なども描かれており、鑑賞後には忘れかけていた“大切なもの”が胸に響くストーリー。全ての災厄を宇宙規模で吹き飛ばす勢いでこの夏一番の注目作になるに違いない。

展示情報

ライクネス スタチュー

展示期間:近日予定(現在アメリカより配送中。届き次第開始)

展示場所:シネマート新宿

全高:約 25cm

UVレジン製、塗装済み完成品

販売情報

ドールヘッドフィギュア

販売期間:近日予定(現在アメリカより配送中。届き次第開始)

販売価格:3,000円(税込)

販売場所:シネマート新宿・シネマート心斎橋

全高:約7cm

UVレジン製、未塗装品(塗装可能)

※画像はCGモデルです

『サイコ・ゴアマン』ライクネス スタチュー制作に寄せて ──吉沢広大

__今回スティーヴン・コスタンスキ監督作品の『サイコ・ゴアマン』の展示物の造形のお話を頂き、ハリウッド特殊効果業界でも主流になってきているデジタル彫刻、そしてそのデータを3Dプリンターによる出力で成型した物を塗装して制作するというアプローチで進めさせて頂きました。
造形物はサイコ・ゴアマン本人のライクネス(肖像)ということなので個人的に気に入っている北米版ブルーレイのジャケットのポーズをメインに、そして劇中から集めた数々の資料を元に再現しました。
サイコ・ゴアマンは私が子どもの頃から大好きなB級モンスター映画や特撮作品に登場する怪人のようないかにも人間が着ているかのようなスーツ(着ぐるみ)感があり、そして北米版ブルーレイのジャケットデザインのスタイリッシュさも念頭に置いて3Dモデリングソフトで造形しました。その後完成したものを幾つかのパーツに分割し所有する3Dプリンターで成型(最も時間がかかったパーツで出力に22時間程度)、そしてパーツを結合させ後処理を施してからエアブラシや筆で塗装して完成させました。
制作中にも感じた懐かしいモンスター達へのリスペクト満載のこの映画を観てもらい、特殊効果作品に興味を持ってくれる人がこれからもっと増えてくれれば何よりも幸いです。Special Thanks to Andrew Freeman and Julian Ledger.__

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