3000M障害日本新の三浦龍司「タイムも良かった。決勝に進めたので充実している」

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三浦龍司

 東京五輪の陸上が30日に始まり、男子3000メートル障害予選で洛南高出身の三浦龍司(順天堂大)が、自らの日本記録を更新する8分9秒92で1組2着となり、決勝に進んだ。この種目の日本勢の決勝進出は1972年ミュンヘン五輪以来49年ぶり。「タイムも良かったし、目標の決勝に進めたので充実している」とさわやかな表情を見せた。

 19歳の大学2年生は物おじすることなく、最後まで攻め抜いた。世界選手権のメダリストらアフリカ勢と堂々のトップ争いを披露。5月上旬に日本記録を18年ぶりに塗り替えて以降、実に3度目の更新。勢いが止まらない。

 シニアの大会では初めてとなる国際大会で、選手村の雰囲気も楽しんでいる。庭でリラックスする外国人選手を見て「外国にいるような感じ。五輪のスケールの大きさを感じながら過ごせている」と笑みを浮かべる。28日の体操男子個人総合で、同じ大学の同級生の橋本大輝が金メダルに輝いたことも大きな刺激になったという。

 ハイレベルのレース後も疲労の色はなく、自信は深まるばかりだ。2日の決勝へは「順位は特に考えず、自分の全力を出していきたい」。さらなる躍進の気配が漂う。