メキテックがグルポ・ビンボのAI子会社を買収

X線検査能力を強化する買収

フィンランド・オウル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 食品品質管理システム製造企業のメキテック・グループは、グルポ・ビンボ子会社のカナン・スマート・ソリューションを2021年7月15日付けで買収しました。買収対象には、ソフトウェア開発チームとメキシコでの現地セールスおよびサービス事業が含まれます。

今回の買収は、製パン企業向けX線検査システムで業界を主導するメキテックの地位をさらに固め、中南米市場での当社の位置付けを向上させます。

グルポ・ビンボは、カナンのソフトウェア・ソリューションを採用したメキテックのX線システムを長年利用してきました。グルポ・ビンボのベンチャー部門であるビンボ・ベンチャーズは、メキテックが成長を加速させ、ベーキング・ソリューションへの注力を強化することを可能にします。

食品検査において、X線システムは最も持続可能な選択肢だと考えられています。X線システムは、消費者の安全という中心的目的を守りながら、食品廃棄量を最低レベルに抑えて、トレーサビリティーを最大限に高めることができます。

メキテック・グループのアンティ・シヴラ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「トレーサビリティーと人工知能は、食品安全の未来を左右する重要な要素です。今回の買収はメキテックにとって大きな戦略的重要性を持つもので、当社が世界的な業界の発展を主導することを可能にします。ビンボ・ベンチャーズをパートナーとし、グルポ・ビンボを顧客として持つことで、常に業界のニーズと足並みをそろえた製品開発を行うことが可能になります。」

カナン最高経営責任者(CEO)でビンボ・ベンチャーズのプリンシパルのパブロ・サンチェズは、次のように述べています。「AIは食品検査を変革させており、当社のお客さまがより良質な商品を顧客に届けることを可能にしています。メキテックと手を携え、製パン業を皮切りに、次世代の検査システムを開発できると期待しています。」

メキテックについて

メキテックは、世界の食品業界向けX線品質管理システムの製造企業であり、40カ国以上で1000を超えるシステムを供給しています。世界各地で55人を雇用し、売上高は570万米ドルに達しています。

www.mekitec.com

カナン・スマート・ソリューションについて

カナン・スマート・ソリューションは、人工知能とX線検査技術の開発を専門とするグルポ・ビンボの子会社です。メキシコで13人を雇用し、売上高は180万米ドルに達しています。

www.kananss.com

グルポ・ビンボについて

グルポ・ビンボは世界最大規模の製パン企業です。33カ国にベーカリー203店とセールス・センター約1700カ所を構えています。メキシコ証券取引所(BMV)に上場しており(ティッカーコード:BIMBO)、また米国の店頭市場でレベル1 ADRの取引が行われています(ティッカーコード:BMBOY)。

www.grupobimbo.com/en

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