ジョコビッチの混合ダブルス出場は代表チームから反対されていた![東京オリンピック]

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「東京オリンピック」で混合ダブルスに出場するジョコビッチ(左)とストヤノビッチ(右)

テニスの世界王者ノバク・ジョコビッチは、「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)で男子シングルスと混合ダブルスに参戦。しかし、後者への出場は代表チームから反対されていたことがわかった。AP通信が伝えている。

この事実を明かしたのは、代表チームの一員であるビクトル・トロイツキ氏。先日現役を引退し、現在はオリンピック代表チームのコーチを務めるトロイツキ氏は、「(混合ダブルス出場に)僕は反対だった。チーム全体がそうだったよ」とインタビューで発言。「賛成だったのはノバクだけだ。彼がプレーしたがった」と打ち明けている。

今季すでに「全豪オープン」「全仏オープン」「ウィンブルドン」で優勝していたジョコビッチは、このオリンピックのシングルスで金メダルを獲得すれば、年間ゴールデンスラムを達成するのに残るは「全米オープン」だけとなるところだった。そのため、チームはリスクを冒すことに反対だったという。

「彼はこれまでに十分プレーしていると思ったんだ。本当に、十分すぎるくらいにね。誰もがシングルスのことを考えていた。だから、彼が混合ダブルスに出たいと言った時、僕は“そんなにも彼にとって意味があって、準備ができていて、本当に100%の力を尽くすことができるなら、出ればいい”って感じだった」と、トロイツキ氏はジョコビッチの案に賛同していなかったことを振り返りつつ、「彼はより困難なチャレンジを求めていたんだ」と付け加える。普段、ツアーでジョコビッチのコーチを務めているマリアン・バイダ氏とゴラン・イバニセビッチ氏は「東京オリンピック」には同行していなかった。

しかし、トロイツキ氏が「いわば決勝戦」と表現していたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とのシングルス準決勝でジョコビッチはまさかの逆転負け。ここまでシングルス、混合ダブルスともに1セットも失っていなかったが、第4シードのズベレフに6-1、3-6、1-6で敗れ、3位決定戦に回ることになった。なお、ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)と組む混合ダブルスではまだ決勝進出の望みが残されている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「東京オリンピック」で混合ダブルスに出場するジョコビッチ(左)とストヤノビッチ(右)
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)