8月末公開『スペース・プレイヤーズ』サントラから全米1位ラッパーのリル・ベイビーによるMV公開

YouTube/Republic Records

アメリカでは2021年7月16日に公開され全米興行収入1位を記録、日本では8月27日に公開される映画『スペース・プレイヤーズ』(原題:Space Jam: A New Legacy)。1996年の映画『スペース・ジャム』の続編となる本映画のサウンドトラックから、リル・ベイビー(Lil Baby)とカーク・フランクリン(Kirk Franklin)のコラボ曲「We Win」のミュージック・ビデオが公開された。

ビデオでは主演のレブロン・ジェームズとルーニー・テューンズらが登場する映画本編と、カーク・フランクリンとリル・ベイビーがバスケットボール・コートでこの曲を演奏する映像とで構成されている。

<動画:Lil Baby & Kirk Franklin - We Win (Space Jam: A New Legacy)>

リル・ベイビーは以前、ローリングストーン誌の取材に今回のコラボについて次のように語っていた。

「カーク・フランクリンのようなレジェンドと一緒に仕事ができたことは最高でした。俺の祖母や子供たちにも聴いてもらえるような曲であることを誇りに思うと同時に、自分らしさも貫いている。俺は常にアーティストとして成長したいと思ってるし、この国でNo.1のゴスペル・ソングに参加できたのは、とても幸せなことです」

ブラック・ライヴズ・マター運動を受けて製作された楽曲「The Bigger Picture」以来、リル・ベイビーを応援してきたカーク・フランクリンは、彼についてこう語っている。

「彼は社会で起こっている出来事を、その瞬間の温度に合わせて深く掘り下げることができ、それに感銘を受けました。そして、彼は(‘We Win’でも)再びそれを成し遂げたと思います。今回もまた、彼がいかに幅広い視野でラップができるか、そして彼自身の脆さをも人々に曝け出してくれました」

リル・ベイビーは、今年6月全米アルバム・チャートで1位に輝いたリル・ダークとの最新コラボレーション・アルバム『The Voice of the Heroes』を記念した全米ツアーを発表した。

Live Nationがプロデュースを手掛ける同ツアーは、今年9月1日にマサチューセッツ州マンスフィールドのエクスフィニティ・センターで開幕し、ニューオリンズ、フェニックス、ロサンゼルス、ブルックリンを経て、10月15日に、フロリダ州ウェスト・パーム・ビーチのiTHINKファイナンシャル・アンフィシアターで幕を閉じる。

さらに、リル・ベイビーは、9月17日と18日にラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される“iHeartRadio Music Festival”でのヘッドライナーを含む、一連のフェスティバルへの出演も決定している。このフェスティバルはライアン・シークレストが司会を務め、ビリー・アイリッシュ、デュア・リパ、コールドプレイ、マルーン5、フロリダ・ジョージア・ライン、チープ・トリック、ネリー、ジャーニー、サム・ハント、カリードらが出演予定。今後も続々と出演アーティストが追加発表される他、毎年恒例のサプライズ・ゲストやスペシャル・コラボレーションにも期待が高まるところだ。

Written By Will Schube

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『Space Jam : A New Legacy (Original Soundtrack)』
**2021年7月9日:輸入CD/配信
8月25日:国内盤CD

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