福島「まん延防止措置」も視野 知事と3市長が方針確認

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福島、郡山、いわき市の各市長とオンラインで会談する内堀知事(右)

 福島県内で新型コロナウイルス感染が急拡大している福島、郡山、いわきの3市の市長と内堀雅雄知事が30日、オンラインで会談した。さらに拡大が続く場合には速やかにまん延防止等重点措置を適用できるよう政府との協議を進める方針を確認した。
 1~29日の新規陽性者は郡山市246人、いわき市140人、福島市124人。県全体の感染者は計767人で、3市で66.5%を占める。感染力の強いデルタ株への置き換わりが急速に進んでいるとみられる。
 清水敏男いわき市長は医療崩壊を懸念し「より強い措置もやむを得ない現状だ」との認識を示した。木幡浩福島市長も「(状況次第で)まん延防止の適用をためらってはならない」と指摘。これに対し、品川万里郡山市長は「まずは独自に感染を抑える努力が必要だ」と訴えた。
 内堀知事はクラスターの発生が相次ぐ3市の飲食店を中心に集中対策を進めるとし、政府への措置要請は「臨機応変に対応する」と述べた。