茨城県南西4高が白熱の模擬応援試合 チアダンスや演舞披露 常総の石下球場で

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第2模擬試合で応援を繰り広げる下妻一高の応援団たち=常総市鴻野山の石下球場

茨城県南西4高校の応援団による「模擬応援試合」が28日、同県常総市鴻野山の石下球場で行われた。新型コロナウイルス感染予防の対応で夏の全国高校野球選手権茨城大会での野球部応援はかなわなかったが、応援試合として団員たちが登場。日々の練習の成果を示す熱のこもった応援合戦を披露した。

今回の催しは、各校生徒の応援技術向上などを図るのが目的で県高校応援団連盟が主催した。参加したのは県立下妻一高「爲櫻應援團(いおうおうえんだん)」、県立水海道一高「済美(せいび)應援團」、県立境高「螢雪(けいせつ)應援團」、私立つくば秀英高応援部の4校。応援形式は5回戦制とし、回ごとの表裏の応援は各7分間に設定した。

第1模擬試合の水海道一高対つくば秀英高は、午後4時半開始。本番さながらに一、三塁のスタンドからエールの交換をしたり、野球応援でおなじみの音楽に合わせ、「かっせ、かっせ」「かっ飛ばせ」などの声援が球場に響いた。三回終了後は、グラウンドで両校からチアダンスのパフォーマンスや水海道一高応援団の力強い演舞も披露された。

第2模擬試合の下妻一高対境高は同6時半スタート。互いの吹奏楽部も参加し、団員の腕振りや突きの動作と華やかな演奏が相まって盛り上がったが、途中で雷雨が見込まれたため二回終了後に中断、中止となった。

代替措置として、球場正面に両校が集まり、エール交換と校歌を歌い、健闘をたたえ合った。

初めて実施した模擬応援試合。水海道一高の飯塚恒介団長(3年)は「4校で開けたことはありがたい。団結できて、すごく楽しかった」と語った。つくば秀英高の堀内日菜多団長(2年)は「失敗もしたが、終わってみるとやり切ったなと思う」と振り返った。

応援途中で中止となり、下妻一高の久保陽暉団長(3年)は「もっとやりたかった」と残念がったが、「下級生に応援の雰囲気を伝えられた。どうしても応援の楽しさを伝えたかった」と述べた。

境高の上原楓副団長(同)も「3年生にとっていい思い出になった。最後までできなかったが、精いっぱいやらせていただいた」と感謝した。