ブルージェイズ 670日ぶりのトロント帰還を勝利で飾る

【ロイヤルズ4-6ブルージェイズ】@ロジャース・センター

トロントの街にメジャーリーグが戻ってきた。2019年のレギュラーシーズン最終戦以来670日ぶりに本拠地ロジャース・センターで公式戦を戦ったブルージェイズは、ロイヤルズに6対4で勝利。トロント帰還の記念すべき一戦を白星で飾った。ブルージェイズ先発のロス・ストリップリングは6回途中4安打2失点の好投で4勝目(6敗)をマーク。ロイヤルズ先発のダニエル・リンチは6回7安打3失点の力投を見せたが、3敗目(1勝)を喫した。

2回裏先頭のテオスカー・ヘルナンデスが16号ソロを放ち、幸先よく先制したブルージェイズは、さらに二死1・2塁のチャンスを作り、ジョージ・スプリンガーのタイムリーで2点目。3回裏には二死2塁からルルデス・グリエルJr.がタイムリーを放ち、リードを3点に広げた。5回表にニッキー・ロペスのタイムリー三塁打、6回表にサルバドール・ペレスの26号ソロで1点ずつを返されたが、7回裏無死満塁からマーカス・セミエンの併殺打の間に1点を追加。さらにボー・ビシェットに19号2ランが飛び出した。

8回表にベースカバーのミスにより1点を失い、9回表にはクローザーのジョーダン・ロマノが一死3塁のピンチを招いてマイケル・A・テイラーの内野ゴロの間にさらに1点を返されたものの、後続を抑えて6対4で逃げ切り。キャパシティは15000人に制限されており、満員のロジャース・センターでのプレーはまだ実現していないが、トロント帰還の初戦に集まった13446人のファンに白星を届けた。

© MLB Advanced Media, LP.