【侍ジャパン】守護神は栗林だ 1回無失点の好投に建山投手コーチ「しっかり後ろを締めてもらいたい」

建山義紀投手コーチ

東京五輪で悲願の金メダルを目指す野球日本代表・侍ジャパンは31日のメキシコ戦(横浜)に7―4で勝利し、オープニングラウンド2連勝でA組1位が決定。試合後には建山義紀投手コーチ(45)が取材の応じ、今後の投手起用について言及した。

この日は先発の森下(広島)が5回2失点の好投。建山投手コーチは「やっぱり彼にとっての初戦なので、緊張感もあったと思うし、その中で本当に上手く投げてくれた。次も安心して出せる内容だと思う」と評価した。

その一方で、3番手の平良(西武)が8回に2ランを喫した。今後の起用に不安の残る内容となったが「四球は出したが、彼らしいボールはいっていた。本塁打を打たれたことで彼の中で、また気が引き締まって次に生かしてくれると思う」と奮起を促した。

9回には栗林(広島)が登板。28日のドミニカ共和国戦(福島)では1回1失点と苦しい投球を強いられたが、中2日で見事に修正。3人でピシャリと抑えた。建山投手コーチは「打たれた反省を今日に生かせられるのが彼のいいところ。今日は本当に何の心配もなく見てられた」と振り返った上で「臨機応変にやっていかないといけないところはあるが、今の段階では彼にしっかり後ろを締めてもらいたい」と期待を寄せた。

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