【侍ジャパン】ヤクルト・山田が1号3ラン含む4打点「勝つことができてホッとしている」

8回にもタイムリーを放ったヤクルト・山田

日に日に存在感を増している。東京五輪の野球オープニングラウンド第2戦のメキシコ戦(横浜)に山田哲人内野手(29=ヤクルト)が「1番・DH」で先発出場。1本塁打を含む4打数2安打4打点と2盗塁の大活躍した。

この日、一番の盛り上がりを見せたのは2―1の4回一死一、三塁だ。メキシコ2番手・アレドレドから左翼へ1号3ラン。山田は「追加点が欲しい場面だった」と振り返り「たまたま角度がついて本塁打になってくれて良かった」と話した。

また、初めて五輪の舞台で2盗塁も決めた。山田は「稲葉監督もスピードを重視されていると思う」とした上で「その期待に応えたいということで、走れる場面があったらどんどんこれからも走っていこうかなと思っています」と語った。

山田の活躍もあり、オープニングラウンド1位通過で8月2日の試合が決定。山田は「何とか勝つことができてホッとしている」と笑顔を見せた。今後に向けては「頑張って3連勝できるように、金メダル獲得に貢献できるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社