【五輪卓球】中国女子が団体メンバー変更 世界卓球複優勝の22歳・王曼昱起用へ

<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>

1日、東京五輪卓球競技では男女団体戦が始まった。このタイミングで、中国オリンピック委員会は東京2020オリンピック委員会へ申し入れ、団体メンバーの選手交代を行ったと国際卓球連盟(ITTF)がホームページ上で発表した。

肘の怪我のため、劉詩雯(リュウスーウェン)から王曼昱(ワンマンユ)へ選手が交代となる。

中国女子がメンバー変更

東京五輪で各チームは、怪我や病気をしたチームメンバーの代わりに、1名のリザーブ選手を東京五輪に推薦することができる。今回、中国オリンピック委員会は、劉詩雯の代わりに王曼昱を起用することを東京2020オリンピック委員会に伝え、国際卓球連盟(ITTF)は書類を確認し、交代を確認した。

写真:許昕(シュシン・中国)・劉詩雯(リュウスーウェン・中国)/提供:ロイター/アフロ

劉詩雯は以前から肘に不安を抱えており、今大会では混合ダブルス銀メダルを獲得していたが、団体からは退くこととなった。

写真:王曼昱(ワンマンユ)/提供:ittfworld

一方の王曼昱は、2019年には世界選手権ブタペスト大会でシングルス3位、孫頴莎(スンイーシャ)と組みダブルス優勝とすでに世界での実績も十分な22歳だ。日本のエース伊藤も2勝9敗と通算成績では大きく負け越している。

代わりに起用される王曼昱含め、孫頴莎、陳夢(チェンムン)と中国は全選手が五輪団体初出場となる異例のメンバーとなった。

文:ラリーズ編集部

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