<レスリング>【出場選手の声】皆川博恵、文田健一郎(2回戦終了時)

 

(2021年8月1日、千葉・幕張メッセ)


 ■女子76kg級・皆川博恵(クリナップ=1、2回戦を連勝)「昨日の夜はけっこうリラックスできていましたが、きょうの朝は緊張していて、1回戦は動きが硬かったと思いました。2回戦はそれを改善して、すべて出し切ろうと思って闘え、オリンピックの闘いを楽しむことができていると思います。

 (最初にマットに立った時は)待ちに待ったオリンピックなので、やっと立てた、という気持ちと、すべてを出し切れればいいな、という気持ちでした。(久しぶりの試合だが)試合勘の不安はなかったし、試合をしてみて、勘が鈍っているという感じはなかった。マイナスは、今のところないです」


 ■男子グレコローマン60kg級・文田健一郎(ミキハウス=1、2回戦を連勝)「オリンピックだな、と思えるのは試合前だけですね。試合になると、(試合モードに)入るので、世界選手権と、もっと言うなら全日本選手権と変わらない。試合は試合、ということを感じました。試合前は、オリンピックマークを見たり、ボランティアの方も多くいて、これがオリンピックかな、と思いました」

 (2試合を振り返り)グラウンドで投げを意識しすぎて返せず、スタンドでは相手が警戒して組んでこない中で、もうひとつ自分の攻めが出せなかった、というのが率直な感想です」

© 公益財団法人日本レスリング協会