支配下復帰なるか? 巨人・山下がバットでアピール「結果がほしい、打ちたい!」

タイムリーヒットを放ち笑顔の山下航汰

巨人・山下航汰外野手(20)が支配下復帰に向けてアピールを続けている。

1日のオリックスとのエキシビションマッチ(京セラ)に「7番・左翼」で先発出場。2回二死二塁で迎えた第1打席で、初球の外寄りの150キロ直球を叩き、先制の中越え適時二塁打とした。

昨季は右手首付近の有こう骨を骨折し、オフに〝育成落ち〟。育成ドラフト1位で入団した1年目の2019年には、イースタン・リーグで首位打者に輝くなど首脳陣の期待も潜在能力は十分だ。前日は3打数無安打と沈黙したが、2試合連続のスタメン起用に応えた格好だ。

山下は「遠征に帯同させてもらい、何とか結果がほしい、打ちたい! と思い打席に入りました。その気持ちがいい結果につながりました。強く振れましたし。何とか打てて良かったです」と胸をなで下ろした。今季の支配下登録期限は今月いっぱいまで。さらなるアピールを続け、2度目の支配下契約を勝ち取れるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社