阿部きょうだいメダリスト会見 兵庫県からの「誉賞」を喜ぶ一二三 詩は早くも連覇に意欲

阿部一二三(左)と詩(代表撮影)

きょうだい同日金メダルを達成した柔道男子66キロ級の阿部一二三(23=パーク24)と女子52キロ級の詩(21=日体大)が1日、柔道のメダリスト会見に出席した。

今回の功績をたたえて阿部きょうだいは、兵庫県からスポーツ、文化、芸術等の分野において顕著な成績を収めた人物をたたえる「誉賞」を贈られることが決まっている。一二三は「すごく大きな賞。初の五輪の東京で金メダルをうれしく思うし、きょうだい同日優勝できたのでよかった」と喜んだ。金メダルの反響については「たくさんのコメント、メッセージをもらった」と感謝した。

また詩は「金メダルにすごく喜びを感じている」と改めて振り返った。その上で2024年パリ五輪へ向けて「簡単ではないが、しっかり2連覇に向けて努力していきたい。フィジカル、技術はまだ未熟と感じたので、課題として練習していきたい」と意気込みを示した。これには男子73キロ級2連覇の大野将平(旭化成)が「もう3年後のことを言えるのはすごい」と感心していた。

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