元巨人監督の堀内氏が侍ジャパンを絶賛「ヤクルトの4番が8番」攻撃陣に頼もしさ感じる

堀内恒夫氏

元巨人監督で評論家の堀内恒夫氏(73)が、2連勝のA組首位で準々決勝に進出した侍ジャパンを絶賛した。

1日、自身のブログを更新した堀内氏は日本が7―4で勝利したメキシコ戦を取り上げた。

「先発は広島東洋カープの森下くん。立ち上がりは緊張していたけど回を重ねるごとに森下くんらしさ、っていうのかな入団2年目でだね、世界の大舞台で『らしい』ピッチングが出来る。そして5回を2失点で抑えて結果も伴った。非常に良かったと思うよ」とまずは鯉の若武者に合格点を出した。

「まず、ピッチャーの差を感じた」と前置きした堀内氏は、不動の野手陣に話題を移した。「日本のメンバーそれぞれが自分達の役割をわかり、きめ細かい野球ができるメンバーが揃っているじゃない。そりゃ、ノーガードで打ち合えばパワーでは負けるかもしれん(笑)でも、ベースボールとは違う日本の野球というものをオリンピックの舞台でたっぷりと見せてもらいたいね。ホント、ヤクルトの4番が8番に座って頑張ってくれてるんだから。なかなか、見れませんよ」と村上を8番に置く攻撃陣に頼もしさを感じた様子。

最後に堀内氏は「さ、次はアメリカとの戦い楽しみだねぇ」と2日の準々決勝(横浜)を心待ちにしていた。

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