【新型コロナ】横浜で393人感染 介護、障害者施設で新たにクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は1日、新たに10歳未満~90代の男女393人の感染を確認したと発表した。中等症8人、軽症337人、無症状26人、22人の症状は分かっていない。うち251人の感染経路が不明。年代別では20代の新規感染者が126人で最多だった。

 市によると、これまで4人が感染していた市内の通所介護施設で新たに利用者3人の陽性が判明。また、すでに4人の感染が確認されていた市内の障害者通所施設でも新たに利用者1人の陽性が判明した。それぞれ感染者は7人、5人となり、市はいずれもクラスター(感染者集団)と認定した。

 すでにクラスターが発生していた市内の通所介護施設や大型スーパーでも、新たな陽性者が確認された。大型スーパーでは40代女性の従業員1人の感染が確認され、計6人となった。普段からマスクをするなどの感染対策が取られていたため、来店客に濃厚接触者はいないという。

 このほか、同市は集団接種会場となった緑公会堂(緑区)で、スタッフの30代女性の陽性が確認されたと発表した。

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