F1第11戦ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2021年F1第11戦ハンガリーGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、エステバン・オコン(アルピーヌ))、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)だ。

■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 予選=10番手

2021年F1第11戦ハンガリーGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

 アタックラップでタイヤを正しく機能させるのに少し苦労した。おそらく9番手まではいけたと思う。でも現実的には、10番手は自分たちの実力に見合った位置だ。

 実はソフトタイヤでスタートするほうが有利だと思っている。ただ、ソフトタイヤが何周ぐらい保つかを確かめる必要がある。昨日の時点ではうまくいったけど、ソフトタイヤスタートで1ストップ作戦を遂行できるか見極めないといけないね。

■アルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=9番手

2021年F1第11戦ハンガリーGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

 今日の結果には満足だといえる。このサーキットで自分たちにどれぐらい競争力があるかわからなかったから、久しぶりに2台ともがQ3に進めたのは素晴らしいと思う。(5番手だった)Q2でのパフォーマンスを見る限りもう少し上位に行けたかもしれないけど、セットによってタイヤにバラツキがあったんだ。

 明日は頑張ってこの仕事を終えよう。ここではオーバーテイクが非常に難しいので、スタートが大きなファクターになるし、その後はどんなポジションであれそれを守る必要がある。2台ともポイントを獲得できる大きなチャンスだし、それが明日の明確な目標だ。

■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 予選=8番手

2021年F1第11戦ハンガリーGP エステバン・オコン(アルピーヌ)

 Q3に進出するのは久しぶりなのでいい気分だ。今日はすべてをまとめあげることができて、セッションを通して多くのことを学習し、理解していけたのが素晴らしかった。Q2では望んでいた位置にいなかったけど、Q3では改善してうまくこなすことができた。このコースは走っていて楽しいので、嬉しいし、チームにとってもいいセッションになった。

 もちろん明日もまた気温が高くなるだろうからトリッキーになるだろうね。ここでオーバーテイクするのは難しいけど、僕はいいポジションにいる。それがここでは重要なんだ。目標はさらにポジションを上げてできる限り多くのポイントを得ることだね。

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=7番手

2021年F1第11戦ハンガリーGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 7番手よりもう少し上位を期待していたので、ちょっと残念だ。今日は気温の高さよりも風のほうが問題だった。Q2で風が強くなってからリヤに苦しむようになって、自分たちのポテンシャルを最大限に活かすことができなかった。

 それでも明日はポイント獲得のチャンスだ。僕たちのレースペースはよさそうだし、自信をもっている。オーバーテイクが簡単なコースではないから、スタートを決めることが不可欠だ。

■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=6番手

2021年F1第11戦ハンガリーGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 まずまずの1日だった。Q3に残るのは厳しい戦いになると感じていたので、マシンのペースには満足だ。すべてを完璧に行えていれば4番手に入れるチャンスが小さいながらもあったから、何ができたのかを分析して、次は自分たちのポテンシャルを最大限に発揮したい。それでも、6番手を得られたのは嬉しいし、明日はここから多くのポイントを獲得できると思う。

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