<レスリング>文田健一郎(ミキハウス)が決勝進出、皆川博恵(クリナップ)は3位決定戦へ…2021年東京オリンピック・第1日

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ウクライナ選手を破って決勝進出を決めた文田健一郎(ミキハウス)=提供・UWW(撮影:Martin Gábor)

 2021年東京オリンピック・レスリング競技は8月1日、千葉・幕張メッセで開幕。男女3階級の準決勝までが行われ、男子グレコローマン60kg級の文田健一郎(ミキハウス)が決勝進出を決め、銀メダル以上を確定。女子76kg級の皆川博恵(クリナップ)は準決勝で敗れ、3位決定戦でメダル獲得を目指す。

 文田は1回戦でアルジェリアの選手をテクニカルフォールで破ったあと、2回戦で2018年世界選手権3位のサイリケ・ワリハン(中国)に1-1のスコアで勝利。準決勝は2019年世界選手権5位のレヌル・テミロフ(ウクライナ)に5-1で勝ち、決勝進出を決めた。

 2日に行われる決勝は、2019年パンアメリカン大会3位のオルタ・サンチェス・ルイス・エルベルト(キューバ)と対戦する。2回戦で2018年世界選手権優勝のセルゲイ・エメリン(ROC=ロシア・オリンピック委員会)を破り、準決勝で同2位のビクトル・シオバヌ(モルドバ)を破った。

 文田の銀メダル以上確定で、日本男子は戦後のオリンピックで、不参加だった1980年モスクワ大会を除いて続いているメダル獲得の伝統を守った。

2回戦で欧州チャンピオンのエストニア選手を破った皆川博恵だが…=提供・UWW(撮影:Martin Gábor)

 皆川は1回戦でオリンピック3度出場のベテラン、ブルマー・オチルバト(モンゴル)を破り、2回戦で今年の欧州選手権優勝のエップ・マエ(エストニア)を破った。しかし、準決勝で2019年世界選手権3位のアライン・フォッケン(ドイツ)に1-3で敗れた。3位決定戦では、2019年欧州大会優勝のバシリサ・マルザリュク(ベラルーシ)と2018年アジア大会優勝のゾウ・キアン(周倩=中国)の勝者と対戦する。

 男子グレコローマン130kg級では、男子初のオリンピック4連覇を目指すミハイン・ロペス(キューバ)が、準決勝で昨年の世界王者リザ・カヤルプ(トルコ)を撃破。偉業達成に“あと1勝”と迫った。今年の欧州選手権2位のヤコビ・カヤイア(ジョージア)と対戦する。

 日本選手の成績、および準決勝の結果は下記の通り。


女子

 【76kg級】皆川博恵(クリナップ)   16選手出場
3決戦=相手未定 
準決勝 ●[1-3]Rotter Focken, Aline(ドイツ)
2回戦 ○[3-0]Mae, Epp(エストニア)
1回戦 ○[7-0]Ochirbat, Burmaa(モンゴル)

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 ▼準決勝
Rotter Focken, Aline(ドイツ)○[3-1]●皆川博恵(日本)
Gray, Adeline Maria(米国)○[3-2]●Medet Kyzy, Aiperi(キルギス)


男子グレコローマン

 【60kg級】文田健一郎(ミキハウス)   16選手出場
決 勝 Orta Sanchez, Luis Alberto(キューバ)=2日に実施
準決勝 ○[5-1]Temirov, Lenur(ウクライナ)
2回戦 ○[1-1]Walihan, Sailike(中国)
1回戦 ○[Tフォール、2:58=8-0]Fergat, Abdelkarim(アルジェリア)

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 ▼準決勝
Orta Sanchez, Luis Alberto(キューバ)○[Tフォール、4:00=11-0]●Ciobanu, Victor(モルドバ)
文田健一郎(日本)○[5-1]●Temirov, Lenur(ウクライナ)


 【130kg級】

 ▼準決勝
Kajaia, Iakobi(ジョージア)○[1-1]●Acosta Fernandez, Yasmani(チリ)
Lopez Nunez, Mijain(キューバ)○[2-0]●Kayaalp, Riza(トルコ)