【新型コロナ】ウィズコロナでの地域福祉活動に 川崎市社協が9つのルール 感染予防策や活動休止期間の過ごし方など

「ウィズコロナ」に向けて作製したYouTube動画

 川崎市社会福祉協議会が「ウィズコロナ」生活での地域福祉活動のガイドラインを考える「感染拡大の防止に向けた9つのルール」を作製した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で多くのボランティア活動などが影響を受ける中、各団体の不安に応えようと考えられた。活動に当たっての感染予防策などのチェックシートや、換気方法、机の並べ方、活動休止期間の過ごし方などが、具体的に分かりやすくまとめられている。冊子は各区社協や市内の郵便局などで入手可能。動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」でも配信している(「#ShareSmileかわさき Withコロナ地域福祉活動ヒント集」で検索)。

 同協議会では「各団体が苦労しながらも何とか活動を続けている中、信頼できる感染対策の情報を発信してほしいという声に応えた」と話している。

 また、同協議会は車いすの一時無料貸し出しを強化している。普段は車いすを使っていない人でも、ワクチン接種のための外出などで必要になる場合があり、相談が増えていた。市内7区の社会福祉協議会で受け付けており、自走式、介助式2タイプがある。

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