エンゼルス新人左腕打たれて逆転負け 大谷は併殺打2本

【アスレチックス8-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスはマックス・スタッシの10号2ランなどで2回までに3点を先制したが、メジャー初登板初先発の新人左腕リード・デトマーズが3回表に2本のアーチで5点を失い、3対8で逆転負け。アスレチックスとの4連戦を1勝3敗の負け越しで終え、再び借金生活に突入した。今季初登板初先発となったアスレチックスの新人右腕ドールトン・ジェフリーズは5回3安打3失点でメジャー初勝利をマーク。デトマーズは5回途中6安打6失点でメジャー初黒星を喫した。

トレード・デッドラインでアンドリュー・ヒーニーをヤンキースへ放出したエンゼルスは、昨年のドラフト1巡目(全体10位)で指名した22歳のデトマーズを先発に抜擢。今季はマイナーで13試合に先発して60イニングを投げ、3勝4敗、防御率3.15、106奪三振をマークしていたが、メジャーの洗礼を浴びた。3点リードの3回裏にマット・オルソンの28号3ランで同点に追いつかれると、ヤン・ゴームスには移籍後初アーチとなる10号勝ち越し2ランを献上。4回表は初めて三者凡退に抑えたが、5回表に一死1・2塁のピンチを招いたところでマウンドを降りた。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場したが、レフトフライ、センターフライ、セカンドゴロ併殺打、セカンドゴロ併殺打で4打数0安打。連続試合安打は2でストップし、1試合で2本の併殺打を記録するのは自身初だった。マイク・トラウトとアンソニー・レンドンの両主砲に加えてジャレッド・ウォルシュを欠いたエンゼルスはアスレチックス4連戦でわずか4得点。大谷も13打数2安打(打率.154)に封じられた。

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