オリンピック野球、決勝の日程と対戦相手は?37年振りの金メダルを目指す

© ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社

1984年を最後に手が届いていない金メダルまで、あと1勝。

東京オリンピックの野球・日本代表チームは、8月4日に行われた準決勝で韓国代表チームに5-2で勝利し、決勝進出を決めた。

決勝戦は8月7日。対戦相手は、8月5日の準決勝、アメリカ代表対韓国代表の勝者だ。

<決勝>

8月7日(土)19時~

<決勝トーナメント表>

「狙っていた」初球で勝ち越した準決勝

4日の準決勝は、日本の山本由伸投手、韓国の高永表(コ・ヨンピョ)投手の両先発が好投。

それでも日本が先制し、5回までに2点リードしたものの、韓国は6回に4本のヒットで2-2に追いついた。

その後、日本は7、8回を伊藤大海投手が無失点で切り抜けると、8回裏2アウト1塁の場面で村上宗隆選手が申告敬遠、甲斐拓也選手が四球を選んで満塁に。

終盤に迎えた勝ち越しのチャンスに、続く山田哲人選手が「狙っていた」という初球を捉えてレフトフェンス上段を直撃するツーベースヒットを放ち、走者全員がホームインして5-2と勝ち越した。

そして9回は、これまでの4試合すべてに登板している栗林良吏選手が0点で抑えて勝利した。

日本代表に選ばれた選手は?

今大会で日本代表チームを率いるのは、13年前の2008年の北京オリンピックに選手として出場した稲葉篤紀監督だ。

今回のオリンピックで登録できる選手数は24人。選ばれた中で、これまでオリンピックを経験しているのは田中将大選手のみだ。

<24人の代表選手>

投手

捕手

内野手

外野手

24人のうち、投手陣ではパリーグ防御率トップの山本由伸選手や、セリーグトップの青柳晃洋選手が選ばれている。

さらに抑え投手には、39試合連続無失点記録を作った平良海馬選手や、ルーキーながら開幕からの連続試合無失点記録22を打ち立てた栗林良吏選手が控えており、心強い。

打撃陣では、吉田正尚選手や坂本勇人選手、柳田悠岐選手など、日本のプロ野球の強豪打者が顔を揃える。

さらに21歳とチーム最年少ながら、今季プロ野球で26本塁打を打っている村上宗隆選手がこれまでの試合で8番をつとめており、1番〜9番まで勝負強い選手たちが並ぶ。

東京オリンピック野球のルール

東京オリンピックの試合は、プロ野球など通常と野球の試合と同じ9イニングで行われ、DH制度が採用されている

9回で勝敗が決まらず延長になった場合は、1塁と2塁に走者を置いてスタートする「タイブレーク」で攻撃を開始する。

また5回で15点差、7回で10点差開いた場合は、コールドゲームとなる。

さらに、ランナーがいない場合、ピッチャーは捕手の返球を受けてから20秒以内に投球しなければならないルールがある。

違反した場合は1回目は警告で、2回目以降は相手チームのバッターにボールカウントが1つ追加される。

さらに、監督や投手コーチマウンドに行く場合は30秒以内、ピッチャーの交代とイニング間の攻守交代は90秒以内という時間制限がある。

37年振りの金メダル

野球の日本男子は、現在世界ランク1位。オリンピックに参加している他の5カ国を見ると、韓国が3位でアメリカが4位、メキシコ5位、ドミニカ共和国7位、イスラエルは24位だ。

野球は、1984年ロサンゼルス大会と1988年ソウル大会で公開競技として実施され、1992年バルセロナ大会から正式競技に採用された。

それ以後2008年北京大会まで5大会連続で実施されたが、2012年ロンドン大会と2016年リオデジャネイロ大会では正式種目から除外された。

しかし東京2020大会では、開催都市提案による追加種目として、オリンピックに13年振りに復帰した。

日本代表チームは公開競技だった1984ロサンゼルス大会で金メダルを獲得したが、正式競技になった後は、バルセロナ大会で銅、アトランタで銀、アテネで銅メダルと、金メダルからは遠ざかっている。直近の北京大会では3位決定戦でアメリカに敗れて、メダル獲得はかなわなかった。

地元開催となった東京2020大会で、普段は別々のチームで対戦している24人の選手たちが、37年振りの金メダルを目指す。

※記事は試合結果とともにアップデートします。