J SPORTS、ル・マン24時間を8月21~22日に生中継。スーパーGT鈴鹿戦、DTMも同日配信

 8月2日、スポーツ専門チャンネルのJ SPORTSは、8月21日(土)~22日(日)に開催されるWEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レースのスタートからゴールまで、伝統の1戦のすべてを生中継すると発表した。

 またパソコン、スマホ、タブレットで映像が楽しめるJ SPORTSオンデマンドでは、決勝レースをテレビ放送同様にLIVE配信するほか、公式練習や予選、ハイパーポール、ウォームアップ走行もライブでお届けする。さらに、決勝のスターティンググリッドを決める予選とハイパーポールでは、日本語実況&解説による生中継をBSスカパー!でも配信することが決まった。

 ル・マン24時間レースをシリーズのハイライトに位置づけるWECは、この2021年シーズンからLMP1に代わる新たな最高峰カテゴリー、ハイパーカークラスを新設。最大の注目点はル・マン・ハイパーカー(LMH)規定の下に新型車両『GR010ハイブリッド』を投入し、今シーズン序盤3戦を終えて3勝と好調を維持しているTOYOTA GAZOO Racingがル・マン4連覇を果たせるか否か。

 今季、トヨタと同じハイパーカークラスを戦うマシンには、グリッケンハウス007 LMH(グリッケンハウス・レーシング)とアルピーヌA480(アルピーヌ・エルフ・マットミュート)がおり、これらが直接のライバル車となる。

 ル・マン24時間が開催される同じ週末はスーパーGT第3戦鈴鹿と、DTMドイツ・ツーリングカー選手権第4戦ニュルブルクリンクも開催される。J SPORTSはこの両シリーズのレースについてもテレビ/J SPORTSオンデマンドの両方で生中継を実施する予定だ。

 各番組の詳しい情報はJ SPORTS公式サイト(https://www.jsports.co.jp/motor/)をチェックしてほしい。

新型コロナウイルスの影響で2020年8月に開催されたスーパーGT第3戦のスタートシーン
レースウイークにラウジッツリンクのストレート上で行なわれた、2021年DTMに参戦する5車種のマシンによる写真撮影

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