「純烈」酒井一圭がヒーローショー〝西の聖地〟復活に意欲「この劇場を日本一の場所にする」 

和歌山マリーナシティのヒーローショーの総合プロデュースをする純烈リーダー酒井一圭(Cテレビ朝日・東映AG・東映-)

スーパー銭湯アイドルグループ「純烈」の酒井一圭(46)が8月1日から和歌山県の和歌山マリーナシティでスタートしたヒーロー戦隊の舞台「機界戦隊ゼンカイジャーVS百獣戦隊ガオレンジャー スペシャルバトルステージ」の初回公演終了後、囲み取材に応じた。

同地は2003年の初公演からヒーローショーが行われてきた〝西の聖地〟だった。ところが、このコロナ禍で公演を中止。そんな「バトルステージ」存亡の危機に、かつて「百獣戦隊ガオレンジャー」で「ガオブラック・牛込草太郎役」を演じ子供たちのヒーローだった、純烈リーダー・酒井が総合プロデューサーとして〝聖地復活〟に乗り出した。

囲み取材に酒井は「1回目のショーが終わり、純烈ファンのマダム達、特撮が好きな『大きなお友達』から、子供達まで、たくさんの方に、ご来場いただき感謝しております」と頭を下げる。

「いまは、コロナ対策でがんばれと声をあげる事は出来なく、手拍子しか出来ない環境なのですが、それでも盛り上がりは伝わり、ショーに満足いただけたと、ホッとしつつ、まだまだ11月まで続きますし、本日も空席もございましたので、とにかく沢山の人にご来場頂けるように、自分は外に向けて働きかけていきたいと思います」とプロデューサーとしての使命感に燃えている。

純烈としての活動がこのプロデュース職にも生きている。

「この劇場を自分は日本一素晴らしいところにしたいと思っている。私は就任以降、言い続けているのですが、まだここのヒーローショーの演者もスタッフも、そんなこと本当に出来るのか?と驚いています。ただ、これは、純烈でデビューしたての頃に、メンバーやスタッフに対して、紅白に出るぞと言っていた事と一緒です。マリーナシティのスタッフやキャストが、キョトンと戸惑っている顔を見て、自分は楽しんでいます。今は、日本一の場所になる可能性は30パーセントぐらいかもしれませんが、この可能性をどんどん高めていけるように一緒に頑張っていきたいです」と酒井。

聖地復活はなるか――。

© 株式会社東京スポーツ新聞社