やっと国内でも発売がスタートしたトヨタ 新型ランドクルーザー300。ガソリンターボとディーゼルターボエンジンをラインアップし、選択肢が増えたこともユーザーにとって嬉しいニュースだろう。だが、一つ疑問がある。じつはディーゼルモデルだけ全車5人乗りとなっており、ガソリンモデルに設定されている3列シートモデルが存在しないのだった。一体なぜなのか？ 開発者に直撃してみた。
新型ランドクルーザー300の維持費は先代モデルより激減
じつに14年ぶりのフルモデルチェンジとなったトヨタ 新型ランドクルーザー300。国内仕様としては久々のディーゼルモデル復活。そしてガソリンモデルも4.7リッターV8エンジンから3.5リッターターボに改められるなど、トピックは多い。
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歴代のディーゼル車には7人乗りモデルの設定がなかった!? 新型ランクルもそれに倣った仕様に
だが冒頭に述べた通り、なぜだかディーゼルモデルには7人乗りモデルの設定がないのだ。一体なぜなのか!?
筆者は新型ランドクルーザー300に関するリリースを読んだ時、ふと疑問に思ったのだ。もしかしてディーゼルエンジン車には、ラゲッジルーム周辺に専用の浄化装置などが付いていて、設計上無理なのか？ とも考えた。
開発者によれば「新型ランドクルーザー300のディーゼルモデルに7人乗りモデルを設定しなかったのは、歴代モデルと同様としたから」というのが理由であるという。
結論から言えば、ディーゼル車にガソリンモデルにはない特別な装置などの設置はしておらず、歴代モデルのディーゼルモデルがすべて5人乗りモデルであったからというワケだ。
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マイナーチェンジ時にディーゼル車に7人乗りモデル追加の可能性大
となれば期待したいのは、今後のマイナーチェンジや改良といったタイミングで、ディーゼル7人乗り仕様も追加されるのではないか？ ということである。
先の開発者によれば「ユーザーニーズを鑑みて追加する可能性は大いにある」という。
新型ランドクルーザー300を検討、さらにはディーゼルモデルで7人乗り仕様が欲しい方は、追加れるまで待つというのも大いにありだ。
都内近郊のトヨタディーラーによれば、すでに予約台数が4万台を超えているという。それだけに納車時期も年単位の時間を要する可能性がある。そう考えればマイナーチェンジや一部改良を行うまでも相当な時間を要するかもしれない。そう考えると実に悩ましい選択である。今後の動向を注視していきたい。
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【筆者：MOTA編集部 木村 剛大】
