パンダの双子の赤ちゃん誕生、フランスの動物園

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フランス中部のボーヴァル動物園で2日未明、ジャイアントパンダに双子の赤ちゃんが誕生した。

フアンフアンが出産した赤ちゃんは、体重わずか149グラムと129グラムだった。

動物園は声明で、「とてもいきいきしていて、ピンク色で、まるまるとしている」と説明した。

専門家によると、ジャイアントパンダの生殖は野生でも飼育下でもとても難しく、神経質な個体もいる。

しかし、中国から貸し出されているフアンフアンはこの点、大丈夫のようだ。フアンフアンには2018年にもユアンメンを出産。フランスで初めての出産例となっている。

それでもなお、フアンフアンとパートナーのユアンツィーが今年3月に8回の「接触」をはかった時には、動物園職員の興奮もひとしおだったと、AFP通信は報じている。

この時には、念のため、獣医師による人工授精も行われたという。

ボーヴァル動物園は、フアンフアンの出産には中国から訪仏した獣医師2人が立ち会い、慎重に対応したと説明した。

同動物園のデュルフィン・デュロール副所長は、「パンダの出産はいつでも特別だ」と話した。

中国は6月、ジャイアントパンダはすでに絶滅の危機に瀕してはいないものの、なお脆弱な種に分類されると発表した。野生のジャイアントパンダは1800頭に達しており、絶滅危惧種としての分類は格下げされている。

専門家によると、中国当局は生息地を増やすなどの長期的なプログラムの中で、パンダの保護を成功させてきた。

中国はパンダを国の宝と見なす一方、外交戦略の一環として、諸国に貸し出している。

(英語記事 'Pink and plump' giant panda twins born in French zoo