絶対女王アメリカ敗れる!カナダにPK被弾で3位決定戦へ

 2日に東京オリンピック女子サッカー準決勝が実施され、茨城カシマスタジアムアメリカ代表とカナアダ代表が対戦した。

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 4度の金メダル獲得を誇るアメリカと2大会連続銅メダルのカナダによるセミファイナル。下馬評ではアメリカ優位だったものの、引いて守るカナダに手を焼く。ファイナルサードまでボールを持ち込むアメリカは、ゴール前を固めるカナダにネットを揺らす事ができず。GKアリッサ・ネイハーが負傷交代を強いられるなど、不穏な空気が漂いスコアレスで試合を折り返す。

 後半に入るとアメリカは、60分に一気に3枚替えを敢行。カーリー・ロイドやメーガン・ラピノーなど、長年代表を支えてきたベテランを投入する。しかし70分に入る直前に、ペナルティエリア内でファウルを犯したとしてPKを献上。ジェシー・フレミングに沈められ、カナダに痛恨の先制点を許してしまう。結局これが決勝弾となり、絶対女王アメリカが0-1でまさかの準決勝敗退となった。

絶対女王アメリカがまさかの準決勝敗退 Photo Francois Nel

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