【侍ジャパン】阪神・青柳 劇勝にも表情晴れず…痛恨3ラン被弾「自分の実力不足です」

悔いが残る投球となった阪神・青柳

劇的なサヨナラ勝利にも、表情は終始晴れぬままだった。東京五輪・野球日本代表の青柳晃洋投手(27=阪神)は準々決勝・米国戦(2日、横浜)の5回に3番手として登板したが、相手4番・カサスに3ランを浴びるなど1回5安打3失点。不慣れな中継ぎ起用で、またも結果を残せず「(代表に)呼ばれた時からこういう使い方をされることは分かっていましたので、自分の実力不足です」と悔しさを押し殺した。

痛恨被弾で3―6と勝ち越しを許したが、その後は味方打線が奮起して延長サヨナラ勝利。それでもドミニカ共和国戦(7月28日、福島)に続く2試合連続での救援失敗で、精神的ダメージは大きい。

「チームが勝ったことは良かった。僕自身は反省することが多いですが。今日も入りから打たれてしまった。すごく悔しい投球内容になってしまいました」と話した虎の変則右腕。この悔しさは次戦以降に晴らすしかない。

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