【侍ジャパン】米国戦で猛打賞の坂本が本音「タフなゲーム。疲れましたね」

3安打で勝利に貢献した坂本

東京五輪・野球日本代表「侍ジャパン」は準々決勝の米国戦(2日、横浜)で延長10回サヨナラ勝ち。坂本勇人(巨人)は満面の笑みを浮かべた。

開口一番「疲れましたね」と背番号6は本音を漏らした。3安打1打点の活躍で勝利に貢献した坂本は「アメリカもすごくいいピッチャーもいたし、バッターもすごくよかった。なかなかこっちの流れで野球ができなかったですけど、本当に流れが行ったり来たりで、すごくタフなゲームだったと思う」とタイブレークまでもつれた死闘を振り返った。

幼なじみの田中将(楽天)が4回途中3失点KO。坂本は「誰もが認める日本の大エースだと思うので、彼に勝ちがついた、負けがつかないとかっていうのはチームとしては正直、関係ないことだと思うので、彼もそういう気持ちで投げていると思うし、チームも早い段階で追いつけたと、そこが一番よかった」とベスト4進出を喜んだ。

国際大会とあって海外メディアから坂本に質問が集中。日本人の五輪への特別な思いについて聞かれ、「まずね。今回開催されるか分からない中で開催されましたし、13年ぶりにオリンピックで野球が復活したという中でプロ野球ファン、野球ファンは本当に楽しみにしてくれていると思いますし、本当に特別な大会だと思ってやっています」と素直な気持ちを吐露した。

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