【DDT】秋山準「俺も若返ってるよ(笑)」 25歳年下・竹下幸之介とのタイトル2連戦に自信

調印式で余裕の笑みを見せた秋山

DDTのKO―D無差別級王者・秋山準(51)がKO―Dタッグ王者・竹下幸之介(26)相手の〝タイトル戦連勝〟へ闘志をみなぎらせた。

15日の東京・後楽園ホール大会で岡田佑介と組み、竹下、勝俣瞬馬組のタッグ王座に挑戦。その6日後の21日には神奈川・富士通スタジアム川崎で自身のシングル王座をかけて、竹下とV4戦に臨む。昨年シングル戦で2連勝した竹下と再戦になるが「前回は(竹下の)気持ちが落ちた状態の時にやったから。でも、今回は元気な彼」と以前とは別な戦いになると断言する。

たしかに竹下は昨年スランプに陥っていたが、4月のAEW参戦をきっかけに徐々に復調。6~7月にかけて行われたシングルトーナメント「KING OF DDT」を制し、現在絶好調と言っていい。

警戒すべき相手も、秋山にとってむしろ復調は大歓迎だという。「一番いい状態の彼と戦いたい。なぜって? 一番違うのは彼だけど、俺も違うからだよ。若返って」。自ら頭を指さしながら「ここが若返ったよ。何歳? 多分、30そこそこだな。20くらい気持ちの部分は若返ってるよ。若いもの同士の戦いだ」と不敵に笑った。

昨年7月のレンタル移籍から完全移籍を経て、1年が経過。新天地での刺激が若返りにつながったと言い「俺の一番いい時っていろんなことをやってたでしょ。そういう時の感じに戻った。DDTの刺激? そうですよ。ここはいろんな選手がいるし、ファンの人もそういうのを求めているのがわかるし」と力をこめた。

気分は同世代対決。若きエースを再びたたき、その地位を確固たるものとするのか、それとも――。

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