【東京五輪】韓国国内でも問題視される「握手拒否」「オウンゴールありがとう」の非礼

韓国はメキシコに敗れ4強進出を逃した(ロイター)

日本のライバルの非礼が改めて浮き彫りになった。

週末3日間に放送された東京五輪の視聴率が2日に発表され、7月31日にNHK総合で中継されたサッカー男子・日本の準々決勝、ニュージーランド(NZ)戦(カシマ)の平均世帯視聴率が26・9%でトップだった。

試合は日本がPK戦にまでもつれ込んだ激闘を制したが、そのウラではNZが「グッドルーザー」と称賛された。

サッカー日本代表の公式ツイッターは1日、NZが準々決勝後、ロッカールームのホワイトボードに残した、英語と日本語の手書きメッセージを写真付きで紹介。「素晴しい時間を過ごせました。日本代表の幸運を祈っています。頑張れ!」(原文ママ)などと書かれてあった。

NZの公式ツイッターも反応。2日に日本のツイートを引用し、「Arigatou gozaimasu」と英字で改めて感謝した。激闘を繰り広げた両国がたたえ合うやり取りに、SNS上で反響を呼んだ。

このウラで、日本のライバル、韓国の非礼すぎる姿勢が改めてクローズアップされている。韓国は22日の1次リーグ初戦、NZ戦で0―1とまさかの黒星。試合後、韓国で10番を背負うMFイ・ドンギョンは、決勝点を挙げたNZのFWクリス・ウッドから握手を求められたが、その手をはたいて拒否し、SNS上でバッシングされた。

また、韓国は同第2戦、ルーマニア戦で相手のオウンゴールで先制したが、これについて韓国メディアはオウンゴールした相手選手名と「ありがとう」というテロップを出して伝えた。

「韓国の選手、メディアはたびたび物議を醸します。今回はこれまで以上に印象が悪すぎ。ヒートアップして何も考えないまま行動に出てしまうようです。韓国国内でも問題視されています」と日本のスポーツ番組関係者はあきれている。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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