京都・世界遺産がデジタルアート空間に。チームラボの「東寺 光の祭」

世界遺産・東寺の華麗なライトアップ

2021年8月6日から、京都市の世界遺産・東寺をデジタルアートで彩るイベントが開催されます。イベント名は「チームラボ 東寺 光の祭 - TOKIO インカラミ」。

国内外さまざまな場でデジタルアートプロジェクトを行うグループ「チームラボ」がプロデュースするイベントです。

会場となる世界遺産「東寺」とは

東寺は京都市南区にある寺院で、平安時代(794〜1192年頃)に建てられました。正式名称を「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」と言います。

現在に唯一残る平安時代の建物で、日本一の高さを誇る木造の五重塔が目印です。

日本最古の密教の彫刻群や金堂といった多くの国宝を有するなど、たくさんの見どころがあります。

歴史的空間とデジタルが融合。イベントの見どころ

会場内では光や映像を用いた8つの演出が行われ、歴史的な建造物や池、森の木々が光の演出によってよりいっそう幻想的な空間となっています。

見どころとして次のような演出が行われています。

・瓢箪池に浮遊する呼応するランプ

ベネチアングラスのシェードに包まれたたくさんのランプが池の水面に浮かび、人々の動きや風に反応して光が変化する様子が楽しめます。

・講堂に咲く増殖する無量の生命

東寺の中心に位置する講堂に、コンピュータープログラムによって映像が描かれます。映像は常に変化し続け、同じものを二度と見ることはできないと言います。

・自立しつつも呼応する生命と呼応する木々

地面に置かれた卵型のランプは人の手や風によって動くことで光の色や音が変化します。周りの木々のライトアップもそれに呼応するように変化し、幻想的な光景を楽しめます。
いずれの演出も会場に訪れた人の動きや風などに反応して絶えず変化することが特徴です。今この瞬間にしかない光や映像の美しさを鑑賞することができますよ。

歴史とアートの彩る夏の夜を、心静かに楽しんではいかがでしょうか。

「チームラボ 東寺 光の祭 - TOKIO インカラミ」

開催期間:2021年8月6日(金)~2021年9月19日(日)
※休み: 8月20日(金)、21日(土)、9月5日(日)
(開催時間の詳細はチケット発売日以降、公式HPをご確認ください)
会場: 真言宗総本山 東寺(教王護国寺) 京都市南区九条町1
チケット:
大人: 平日1,600円、土日祝2,200円
小中学生: 平日600円、土日祝800円
未就学児: 無料

イベント公式HP:https://www.teamlab.art/jp/e/toji/

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